斉藤洋(サイトウヒロシ)「たったひとりの伝説」(タッタヒトリノデンセツ)

13 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 21:17:07.33 ID:QSX1K/qL
なんだか不思議な話で、印象に残ってるんだけども、タイトルがもうずっと思い出せません。
どなたかご存知のかたいらっしゃいますでしょうか?
【いつ読んだ】
 12年前位、図書館で借りて読みました。
【物語の舞台となってる国・時代】
 話は現代で、南方戦線があったどこかの国だと思います(国名が作中に出てきたはずなのですが思い出せません)
【あらすじ】
 主人公は子供。会社の会長をしているお爺さんに誘われて夏休みの海外旅行に出かけます。
 お爺さんは戦時中にその国で戦っている最中、そこで遭遇した生物(元人間)に匿われて、生きながらえてた経験があり、
 もう一度、その生物たちに会うためにその国へ行きます。
 その話を聞かされていた主人公は、その生き物に会うことができ、その生物たちの仲間になろうとしましたが、
 友達におみやげを買ってかえる約束があったので、できませんでした。
 その後、お爺さんと合流して、日本に帰ります。
【覚えているエピソード】
 ・お爺さんは匿われている間、お腹は減らなかった。そして戦争が終わったと知ったとき、少し太っていた(兵隊の食糧事情に合ってない)
  ので、現地の人に匿われていたと敵兵に疑われるのを心配していた。
 ・人間からその生物になるには時間がかかって、外国人の兵隊の人が、戦争からもう何十年もたっているのに少ししか変化してなかった。
  (その生物たちは、寝てる間だから自分ではすぐだと感じるといっていた)
 ・約束がある人間は、その生物になることができなくて、その生物には、人の約束が影(?)になって見えている。
  お爺さんは、会社の重役なので、約束がいっぱいあるためにその生物たちからは見えなかった。
  (ラストシーンで、会長を辞めてすべての約束を無くしてからまた来ると話していたと思います)
 ・その生き物の見た目は、かなり独特だったと思うのですが、思い出せません。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
 覚えてません。
【その他覚えている何でも】
 小学校中学年か高学年の時に読みました、当時児童向けSFが好きでよく読んでいたと記憶してますが、SFシリーズみたいなのではなかったと思います。
 
15 名前:ですな[sage] 投稿日:2011/08/10(水) 00:20:15.78 ID:vscDmG7a
>>13「祖父 戦争 児童文学 ジャングル」で検索すると
たったひとりの伝説 (理論社ライブラリー) (単行本)
斉藤 洋 (著), 荒井 良二 (イラスト)
がヒットしましたがいかがでしょうか

18 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 16:53:30.47 ID:uwF6kDUd
>>15
それでした。
ありがとうございました。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 14冊目
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1312560424/13-18

たったひとりの伝説 (理論社ライブラリー) 単行本 – 1995/12
斉藤 洋 (著), 荒井 良二 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4652011210
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
敵の総攻撃を逃がれジャングルをひとりさ迷っていた。やがて、倒れかけた私の前に現れたのは…見たところ子どもの背たけほどのドングリだった。灰色、白、にぶい銀色、さまざまな色・形のドングリたちにとり囲まれると、私の体は宙に浮いた。―それは50年前、おじいちゃんが南洋の戦地で記した手帳に残された、あまりに奇妙な体験だった。
内容(「MARC」データベースより)
祖父が戦争中手帳に記した「大地」という名の不思議な空間。南洋、スルカ島の奥深くに眠るはてしない「夢みる大地」へ、50年後の今、訪れる少年の体験。様々な色・形のドングリにとり囲まれると私の体は宙に浮いた。

http://id.ndl.go.jp/bib/000002461052
あらすじ おじいちゃんが戦争中に体験し手帳に記した「大地」という不思議な空間。50年後にぼくはいっしょにその南洋の島にやってきた…。 (日本児童図書出版協会)

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