194 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:04/07/10(土) 20:42 ID:YCHeT8Ox
魔法のスパイスを売りにくるおばあさんと
お城で女中をしている娘。
娘は館の主の為に羽のように軽いスポンジを焼き上げなければなりません。
娘は毎日、おばあさんからスパイスを購入するのですが、
その時におばあさんは娘におまけ(スパイスの種)をくれる。
あるとき、スパイスを買う為に慌てて走っていた為に
髪留めが外れて、髪が解けてしまう。
金の髪が日に透けてキラキラ輝き、
それを見た門番は娘に一目惚れ。
その後、娘はクビになって実家に帰る。
スパイス売りのおばあさんは行商に来なくなる。
ケーキのスポンジは石の様に重くなる。
門番は娘を訪ねて行く。
娘はおばあさんにもらったスパイスを育って暮らしている。
門番は娘に愛を告白する。
と、そこにおばあさんが通りかかる。
「いらんかね、いらんかね、真実の恋人たちのスパイスだよ~」
10年以上昔に読んだ本なのですが、
なぜか石のように重いケーキという一文が印象に残り、
食べてみたいなーと思ったものでした。
よろしくおねがいします。
195 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:04/07/11(日) 00:05 ID:U3gF0yPW
アリソン・アトリーの「西風のくれた鍵」収録の「幻のスパイス売り」だと思う。
ttp://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/9/1140790.html
昨日読んだ本が聞かれているとは、びっくり。
196 名前:194[sage] 投稿日:04/07/11(日) 16:16 ID:/O/aJeKA
ありがとうございます!
すごく素敵な物語なので、是非もう一度読みたいと思っていたので、
タイトルが分かって嬉しいです。
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1085386303/194-195