三田村信行(ミタムラノブユキ)「オオカミがきた」

431 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/03/08(水) 03:39:05 ID:fBeCcYOw
[いつ読んだ]
 20~22年前(昭和50年代後半)
[あらすじ]
 オオカミの話をいくつかあつめた集めた短編集
 全体的に暗い、重い話ばっかり。
[覚えているエピソード]
 オオカミが父親に化けて子供を食べようとする。
 駅の改札から出てくる父親(オオカミ)を、迎えに来た子供が何かおかしいと感じ
 一緒に帰る途中、トンネルのところで正体を暴いてオオカミは逃げ出す。
 その後、駅にあらためて父親迎えに行き、本物の父親と一緒に帰る。
 と思ったら、その父親もオオカミで今度はトンネルで襲われてしまう。
 もうひとつの話は、二匹のオオカミが故郷に帰るかなにかのために、海を渡ろうとする。
 渡るかどうかを二匹が深刻に話し合う。
[物語の舞台となってる国・時代]
 トンネルの話は昭和の日本、海のオオカミの話は不明
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
 ハードカバーで、挿絵はトンネルのオオカミの話でトンネルの中で子供の肩に後ろから
 人間の体にオオカミの頭の男が両手を置いているシーンがあり。
[その他覚えていること何でも]
 とにかくトンネルの話が印象的。最後のシーンで「オオカミの爪が両肩にくいこんできた」みたいな
 文章があり、たぶん子供は食われてしまったと思われます。
 あと駅から帰るときに、父親と二人で同じ場所で近所のおばさんに出会うような描写がありました。
 ご存知の方、よろしくお願いします。

>>377
自分もうろ覚えですが、「神かくしの八月」 作:さねとうあきら ではないでしょうか。
主人公の少年は、少女と脱走兵と一緒に山に逃げ込んだけど
一人だけ戻ってくるとか言う話じゃなかったですか?
最後に3人の死体の見つかった記事が新聞に載ってたような。

432 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/03/08(水) 05:04:04 ID:cS0IC5jG

>>431
なんとなく三田村信行っぽい感じがしますが、違っていたらすみません。

434 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/03/08(水) 09:12:57 ID:69hVQQmh
>431
自分は未読だけど、
三田村 信行 「オオカミがきた」
が、条件にあうような気がする。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=19305
絶版なので、大きな図書館で探すしかないみたいだけど。

439 名前:431[sage] 投稿日:2006/03/08(水) 23:33:04 ID:fBeCcYOw
>>432>>434
ぐぐってみたら、確かにその作者でその本でした。
何年もわからなくて困っていたので助かりました。
本当にありがとうございました。

http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1134797744/431-439

オオカミがきた (おはなしBOOK) 単行本 – 1976/11
三田村信行 (著), 中村宏 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4652031092

オオカミがきた (1976年) (おはなしBook) - – 古書, 1976/11
三田村 信行 (著), 中村 宏 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J8TVX0

http://id.ndl.go.jp/bib/000001354535

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