437 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/03/08(水) 17:34:53 ID:fK0MT8tx
どうしても探せなくて困っております。心当たりのある方、ご協力お願いします。
[いつ読んだ]
7、8年前 その当時は新書のような印象を受けました
[あらすじ]
ファンタジー系の短編集のような形式でしたので、覚えている話のあらすじを。
3,4年生向け、5,6年生向けの2冊(もしかすると、1,2年生向けもあったかも)に
わかれていて、どちらに収録されていたかは覚えていないのですが…
1.元宝塚のおばあさんが、山の(坂の?)上に広くて安い土地を購入。そこに一軒家をたてて暮らしている。
老後のボケ防止ということで、猫を2匹飼っている。猫の名前はアンダンテとカンタービレ。
ところがこの猫たち、名前と正反対に育ってしまう。アンダンテはせっかちにご飯を食べるし、カンタービレの鳴き声はまるでひどい。
おばあさんは苦笑するが、それでも2匹達は自由奔放に育つ。
あるときおばあさんが相撲にはまり、猫達も一緒にニュースで応援するようになる。
いろんな力士の癖を真似て、庭で相撲をとるようになった猫達は次第にお互いの真似をするようになる。
最後には、お互いを完璧に真似ることができ、アンダンテはゆっくりと歩き、カンタービレはとても美しく鳴き、おばあさんを喜ばせる。
2.祖父母の家で育つ少女の話。
女の子は、祖父?の影響でとても木が好きな女の子だった。そんな女の子が一番好きだったのが胡桃だった。
胡桃の殻を割ってそれをそーっと合わせていき、光が一筋入るくらいの隙間を残しておく。
そんな胡桃の中にいる自分を想像するのが好きだった。ラストは祖父が死ぬ?ような、気が…
3.見えない猫の話。
夫婦?は1階の窓から野良猫を餌付けするのが趣味だった。マンションであったため、飼うことが出来なかったからだ。
そのうち、家の中に猫の気配を感じるようになる。…だいぶはしょって、ラストは確か、蝶の絵を描いて
その見えない猫をどうにかしたと思ったのですが…うーん。
[覚えているエピソード]
#家にいくまでに長い階段(100段?)があり、おばあさんが「よっこらしょ」?と
言いながらのぼってくるので、猫達にはおばあさんの帰りがすぐわかる。おばあさんは結構元気。あと、もともと聡明な感じ。
#猫達のご飯は1日2回 ミルクとチーズケーキ?(おいしそう!と思った覚えが)
#おばあさんは昔宝塚で、相撲なんて嫌い!だったのだが、年をとってから相撲の魅力(頼り甲斐がある)に気付いて、ちょくちょく応援にもいった。
#宝塚をやめたあとはコーヒーショップを経営
#胡桃が好きな理由は「彫刻家が丹精こめて彫ったような模様だから」
#両親とは死別?もしくはうまくいっていなかった?ため一緒には住んでいなかった
#祖父母の家は大きくて古い。
#木に触れて話し掛ける描写があったような
3については、あらすじ以上のことは思い出せませんでした。
[物語の舞台となってる国・時代]
ほとんど日本だったと思います。時代は戦前・戦後・現代…と幅広かったです。
1については、戦前から戦後にかけてだった気がします。2,3は現代だと思います。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーでした。
大きさは、ハリー・ポッターシリーズより少し小さめだったか、おなじくらいだったと思います。
カバーは、2冊とも内容にぴったりな感じで、青と紫が基調となっていて水彩風。
ぼかし絵というか、特にこれを描いた!というような感じではなかったです。
青や紫が交じり合って、綺麗な表紙だったと思います。
[その他覚えていること何でも]
もしかしたらタイトルのほうに「5,6年生向け」というような言葉が入っていたかもしれません。
あと、3,4年生向けと5,6年生向けではタイトルが違っていたように思います。
確実にこれだ!といえることが何も無くて申し訳無いのですが、どうかご協力よろしくお願いします。
441 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/03/09(木) 01:06:01 ID:mv4I252R
>>437
その本のタイトルは分からないのですが
1の話は今江祥智が書いたものだと思います。
おばあさんが猫を呼ぶ時「モデラァートォォ、カンタァビレェェェ」と呼ぶ
みたいな一節がありませんでしたか?
今江祥智は今江祥智作品集みたいな本をたくさん出版してますから
その中のどれか、という可能性があるのでは、と思います。
はなはだ頼りない答えでなんか申し訳ないですが。
444 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/03/09(木) 13:57:44 ID:OXMBusuS
>>441 >>442
反応遅れてすみません!
わたしのほうこそあいまいな情報ばかりでしたのに…!
ありがとうございました、作者さんだけでもわかってほっとしています!
大変助かりました、いろいろ探してみたいと思います。
445 名前:437[] 投稿日:2006/03/09(木) 14:02:37 ID:OXMBusuS
連続投稿しつれいします…!
早速見つけることができました。
「今江祥智メルヘンランド」「今江祥智ファンタジーランド」の2冊でした。
表紙の記憶があまりにも違ったので申し訳無いです…!
見つけることが出来てよかったです。
本当にありがとうございました。
446 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/03/09(木) 15:05:22 ID:mv4I252R
>>445
よかったです。あいまいな情報だったんで、あんまり助けにならないかなと
思っていたので、なんだかほっとしました。
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1134797744/437