トールモー・ハウゲン『消えた一日』(きえたいちにち)

566 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/04/05(水) 13:57:09 ID:DAm6HtOB [1/2]
・13年くらい前に読んだ

・舞台は、多分イギリス

・母親を亡くした父子家庭の、一人っ子の少年が主人公。

・ある日少年は父親とケンカをし、父親から逃れようとある部屋に入る。
 その部屋に、なんとあの有名なお話の主人公「ピーター・パン」がいる。
 ピーターは少年を「こんな世界から抜け出して、ネバーランドへ行こう」と誘う。
 同じく、この世界に嫌気がさしている少女に出会い、
 三人でネバーランドへ旅立つ。

・旅の途中で少年は「ネバーランド」が、
 本で読んだような人魚や妖精や冒険のある夢の国ではないことに気づく。
 ネバーランドは何もない寂しく空虚な嘘の世界、だからこそピーター・パンは、
 自らの寂しさを埋めようと何人もの子供達をネバーランドに連れて行ったのだ。
・少女に「ネバーランドなんて無いんだ!嘘なんだ!」と話し、元の世界に連れて帰ろうとする少年。
 だが少女は「何も無い世界でも、元の世界よりマシなはず」と、ピーターと行く方を選ぶ。
・少女を連れ戻せなかった事を嘆く少年。
 そして気がつくと、最初にピーターと出会った部屋に戻ってきていた。
 少年は「こっちの世界で生きる」=「父親と向き合う」事を決意する。
・「@@@、そこにいるのか?」と少年を探し呼びかける父親。
 少年は答える「僕、ここだよ」(このセリフでお話が終わる)

ハードカバーで、全体的に暗~い話でした。
当時は、ピーターパンが大好きだったので、小説やアニメと真逆の描かれ方をした
暗いピーターパンに、ものすごい衝撃を受けたのを覚えています。
どなたかよろしくお願いします!!!!

567 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/04/05(水) 14:11:58 ID:D2B9hLru
なにそれすげー読みたい!!!!洋物?

568 名前:566です[] 投稿日:2006/04/05(水) 14:37:54 ID:DAm6HtOB [2/2]
>>567
たしか洋物だったはずです・・・

あの本のタイトル教えて!(児童書板) 6冊目
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1134797744/556-568

消えた一日 (文研じゅべにーる) 単行本 – 1986/12
T.ハウゲン (著),‎ 浜田 洋子 (イラスト),‎ Tormod Haugen (原著),‎ 木村 由利子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4580806506
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
ある朝ヴィレムが目をさますと、透明人間になっていた。ナイトテーブルのスタンドが、ぼんやりともっている。ドアは、薄くあいている。きのうの朝も、その前の朝も、これと同じようなものだった。マンションは静かだ。静か?頭の中が、少し変だ。ベッドに入ったのを、思いだせない。見た夢も、思いだせない。きのう一日は―どこへいった?

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001836751-00
タイトル 消えた一日
著者 T.ハウゲン 作
著者 木村由利子 訳
著者 浜田洋子 絵
著者標目 Haugen, Tormod, 1945-
著者標目 木村, 由利子, 1947-
著者標目 浜田, 洋子, 1946-
シリーズ名 文研じゅべにーる
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 文研出版
出版年 1986
大きさ、容量等 182p ; 23cm
価格 1200円 (税込)
JP番号 87014203
出版年月日等 1986.12
NDC(9版) 949 : その他のゲルマン文学
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

購読
通知
guest
0 Comments
Oldest
最新
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示