富安陽子(とみやすようこ)『キツネ山の夏休み』

155 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/08/06(日) 12:48:20 ID:/A8vx3KB
[いつ読んだ]
10~15年前くらい(もっと前かも
[あらすじ]
夏休みに田舎(母親の実家?)に行く事になった少年がさまざまな不思議なことに出会う。
[覚えているエピソード]
「沼から上がって来た水グモが足に糸を引っかけて来たんで、なんとなくその糸を近くの木にくっ付けたらその木が根っこから引っこ抜かれて沼に引き釣りこまれた、もし木に引っかけてなかったら自分が引き釣りこまれていただろう」っていう怪談を引用した話が出てくる。

ネタバレ注意


水グモが美少女に化けて出てくる。
主人公の祖母が妖孤?とほのめかされている。


[物語の舞台となってる国・時代]
たぶん日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
覚えてない

156 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/08/06(日) 13:01:00 ID:b0NHwXN2
>>155
富安陽子さんの作品っぽいですね。
『キツネ山の夏休み』とか…。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 7冊目
http://book4.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1151942939/155-156

キツネ山の夏休み (ジョイ・ストリート) 単行本(ソフトカバー) – 1994/1/1
富安 陽子 (著, イラスト)
http://amazon.jp/dp/4251061640
表紙画像有り

富安陽子 著. キツネ山の夏休み, あかね書房, 1994.7, (ジョイ・ストリート). 4-251-06164-0.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002333936

管理人のコメント:
『キツネ山の夏休み』の可能性が高いと思われます。

・弥(ひさし)は、夏休みにお父さんのお母さんがひとりで暮らしている稲荷山に行くことになる。(p8)
・おばあちゃんは安倍松子という名前。

ネタバレ注意
・弥は女の人に池のそばに連れて行かれる。池の中からクモが現れ、弥の足元に糸をまきつける。どこからか声が聞こえ、「その糸を松の根元にかけろ」と言った。言われたとおりにした。すると、松の木が根こそぎ水の中に引き込まれていった。女の人は水グモが化けた姿だった。(p124-132)
・弥は、電車の中で「オキ丸」という男の子に出会う。(p18-22)
・オキ丸の正体はキツネで、弥のおばあちゃんと知り合いのようだった。(p76-89)
・稲荷山には、百八匹のキツネがまつられている社がある。その中に「於松」(おしょう)というキツネがいた。
オキ丸が口にした「お松ちゃん」という名前のひびき、親しげな呼び方。オショロギツネのは葛の葉というキツネの生まれだと言われている。葛の葉の夫の名は安倍安奈。安倍松子……。安倍のお松ちゃん……。(p198-205)
・弥が猫股の大五郎におばあちゃんの正体を聞いてみるが、人間でも妖怪でも関係ないでしょう? おばあちゃんがすきなんでしょ? それでいいじゃあありませんか。とまるめこまれる。(p236-240)

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