岩本敏男(イワモトトシオ)「ねむれなくなる本」(ネムレナクナルホン)

313 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/05/05(土) 03:37:08 ID:E+VIWFVM
二十年来の疑問を氷解させてください。

【いつ読んだ】今から17-18年ほど前(1988年か89年ごろだと思います)図書館で取り寄せしてもらいました。

【あらすじ】少年や少女が主人公で、日常に潜む理不尽な出来事に出くわす、といったイメージの
      短編集のような感じでした。全体的に後味が悪いです。

【覚えているエピソード】
●ある少女がガリベンっぽい同級生の男子につきまとわれるが、
 邪険にしながらも悪い気持ちはしない。
 ある日その男子に橋の下?に呼び出され、プレゼントと称してモンブランの万年筆をもらうが
 男子は見返りとして「なあ、キスさせろよ」と迫る。
 もみ合いの末少女は男子を川へ突き落としてしまう。
 (ここ、逆に少女が川に落ちたのだったかもしれません)最後は雨が降りだし、
 少女の家の洗濯物がはためいてる場面で終わり。

●主人公の少年はいじめられっ子の男子と知り合いになる。
 少年はよく中華料理屋に一人で入り食事をしている。天津丼を食べているシーンがある。
 いじめられっ子男子がDQNに本格的にボコられたことを聞いた少年が
 ポケットのナイフに触れながら何らかの決意をする場面で終わり。

●水商売の母親を持つ少女の一人称で進む話。
 明け方に酔って香水とお酒の匂いをまき散らしながら帰宅する母親に嫌気がさした少女は
 ある日酔った母親を突き飛ばし、母親は冷蔵庫に頭を打ち付けて死亡。
 (「お母さんの顔はチョコレート色になったわ」みたいな文があります)
 「近所の優しいお兄さん(親戚?)に引き取られて、私幸せになるの」という少女の言葉で終了。

【物語の舞台となってる国・時代】全て現代日本が舞台だったと思います。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバーで、全体的に白黒っぽいそっけない表紙でした。
ズッコケ三人組などと同じ児童書のサイズか、それより小さかったかもしれません。

【その他覚えている何でも】
「夜眠れなくなる本」という題名だったことを覚えているのですが、自分なりに調べても
 これだと思うものが見つかりません。記憶違いかもしれないと思い、自信がなくなってきました。
あの奇妙な本の詳細を知りたいです。よろしくお願いします。

314 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/05/05(土) 09:32:49 ID:irxwMahb
ねむれなくなる本/岩本敏男/偕成社として、
内容を紹介しているブログがありましたよ。
リンクはしませんので、ググってみてね。

321 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/05/06(日) 19:45:33 ID:BdJp+g6i
>>314
それです!!
ぐぐってみましたが、そのブログの人が指している本に間違いありません。
タイトルに余計な言葉をくっつけて、しかも漢字に直して覚えこんでいたのが
間違いのもとでした。
おかげ様で、本当にすっきりしました。これで図書館で探せます。
314さん、ありがとうございました。

http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1170425267/313-321

ねむれなくなる本 (偕成社の創作) 単行本 – 1984/11
岩本 敏男 (著), 東 貞美 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4036352202

http://id.ndl.go.jp/bib/000001703221

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