望月博之(モチヅキヒロユキ)「お姫さまは自転車にのって」(オヒメサマハジテンシャニノッテ)

120 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2007/11/14(水) 20:06:16 ID:VHd9qpNh
タイムスリップ物の児童書ですが、タイトルが思い出せません。
【いつ読んだ】
 15年程前

【あらすじ】
主人公(小学高学年or中学生)は、親友とその家族が鎌倉時代からタイムスリップ
して来た武家の一門だと打ち明けられる。
彼らが来た鎌倉時代では、同じように古代ローマとも行き来が可能となっており、
武士団は強大なローマ軍の侵攻を何とか食い止めている。
主人公も親友と共に戦いに加わるが武士団は苦戦、親友は主人公を現代へと逃がし、
その際自分の姉(妹だったかも)を主人公に託す。
その後、タイムスリップは不可能になり、親友一家の安否や戦いの帰趨は不明なまま。
一族で一人生き残った親友姉は、現代日本で生きてゆく事を決意する。

【覚えているエピソード】
タイムスリップと言うよりは異なった時代同士が重なり合う時空の歪みのようなもので、
その為現代でも武士の姿が時おり目撃され、ちょっとした騒ぎになっていた。
日本の細身の剣と、ローマの太い剣を対比させる描写があった。

【物語の舞台となってる国・時代】
現代と鎌倉時代の日本

デザイン、装丁などは全く記憶にありません。
何故、親友一家が現代人のふりして生活していたのかもよく憶えていません。
鎌倉武士団対ローマ軍という奇抜さが子供心にも印象深く、
先日西洋史ファンの友人との会話で話題に上ったのですが、タイトルが思い出せません。
上記内容にお心当たりありましたら、よろしくお願いします。

125 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2007/11/15(木) 20:19:54 ID:tG4gdTtE
>>120
「お姫さまは自転車にのって」望月博之 岩崎書店
です。
かたい歴史物などではなく、基本的にはハチャメチャSF。
親友がまだ小学生の年齢にもかかわらず、酒をのんだり妻がいたりして、主人公が仰天するのが笑えたな。
で、親友姉と現代にもどったものの、「一族の血筋を絶やすでないぞ」という別れる間際の親族の言葉に、親友姉は主人公とすぐにも結婚するつもりでいて、主人公(まだ小学生)はちょっと困っている・・・という結末も笑えた。

129 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 20:06:10 ID:JBj3MP+c
>>125
ありがとうございます。このタイトルで間違いありません。
検索して出てきた表紙画像を見てとても懐かしくなりました。
年月が経って、私の中では悲壮感溢れる物語に変換されていましたが、
そう言えば結構コミカルな所もある話でしたね。エピローグはよく覚えています。
それと、鎌倉時代は私の記憶違いで平安時代が舞台だったようです。

http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1192631127/120-129

お姫さまは自転車にのって (あたらしい創作童話) 単行本 – 1988/7
望月 博之 (著), さかもと 瓢作 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4265916414

http://id.ndl.go.jp/bib/000001925786

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