S・フレミング『白銀の夜をこえて』(はくぎんのよるをこえて)

470 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/02/20(水) 17:59:50 ID:ueqFU6+u
【いつ読んだ】1980年代後半 図書館で借りた本
【あらすじ】主人公の少女がひとりで列車の旅に出たが、大雪で列車が立往生してしまう。
救援も困難な豪雪の中で、乗客乗員が様々な問題に対面する。
そんな中で少女も自分ができる役立つことを見つけ、ひとつ成長する。
【覚えているエピソード】主人公が持たされたお弁当にあった粉ミルクを嫌がって残し、それが後々に赤ちゃんのミルクとして役立つことになる。
【物語の舞台となってる国・時代】多分、アメリカ。ヨーロッパのどこかかもしれない。
【本の姿・装丁・挿絵】―
【その他覚えている何でも】
翻訳物だと思います。
主人公が冒頭で子ども扱いされることを嫌がっていた。
立ち往生したのは山の中とか不便な場所。
列車の中に主人公と友達になる、子どもはいなかった。大人ばっかり。
終盤になって道路まで通じる通路ができて、除雪車もくるが、まだ先の道が除雪できてないから行けないんだよと、主人公が教えられていた。

いろいろ検索したのですが、候補になるようなものも見つかりませんでした。
よろしくお願いします。

472 名前:ですな[sage] 投稿日:2008/02/20(水) 21:56:03 ID:oHmZQ0Vz
>>470
国際子ども図書館であらすじに「吹雪」で検索すると

白銀の夜をこえて / S.フレミング
あらすじ・解題:
一人旅のポールを乗せた長距離急行列車が、吹雪のシエラ・ネバタ山脈で遭難。
危機における、少年の心の成長を描く。

とありましたがいかがでしょう

あの本のタイトル教えて!@児童書板 9冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1192631127/470-472

白銀の夜をこえて (あかね世界の児童文学 26) (日本語) 単行本 – 1980/11/30
S.フレミング (著), 金森 達 (イラスト), 百々 佑利子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4251062264

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001492044-00

タイトル 白銀の夜をこえて
著者 S.フレミング 作
著者 百々佑利子 訳
著者 金森達 画
著者標目 Fleming, Susan, 1932-
著者標目 百々, 佑利子, 1941-
著者標目 金森, 達, 1932-
シリーズ名 あかね世界の児童文学
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 あかね書房
出版年月日等 1980.11
大きさ、容量等 173p ; 21cm
価格 980円 (税込)
JP番号 81016349
出版年(W3CDTF) 1980
NDC(9版) 933 : 小説.物語
要約・抄録 一人旅のポールを乗せた長距離急行列車が、吹雪のシエラ・ネバタ山脈で遭難。危機における、少年の心の成長を描く。 (日本図書館協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

管理人のコメント:
現物を確認しました。違っている部分もありますが、細かいエピソードが一致しているので、ですな様のレスの通り『白銀の夜をこえて』の可能性が高いのではないかと思いました。

○違っている部分
・主人公は少女
→主人公はポールという少年。
・列車の中に主人公と友達になる、子どもはいなかった。大人ばっかり。
→大人ばかりなのはその通りでした。しかし、キャシーという少女が乗客にいて、一緒に遊ぶシーンがあります。キャシーの存在が、主人公が少女だというイメージにつながったのかもしれません。
○一致している部分
・ひとりで列車の旅に出たが、大雪で列車が立往生してしまう。
・救援も困難な豪雪の中で、乗客乗員が様々な問題に対面する。
→赤ちゃんのミルクがなくなってしまう、食料がなくなる、ガス漏れなどの問題が起きます。
・主人公も自分ができる役立つことを見つけ、成長する。
→赤ちゃんに自分が持っていたミルクを渡したり、ガス漏れを発見したりします。
・主人公が持たされたお弁当にあった粉ミルクを嫌がって残し、それが後々に赤ちゃんのミルクとして役立つことになる。
・終盤になって道路まで通じる通路ができて、除雪車もくるが、まだ先の道が除雪できてないから行けないんだよと、主人公が教えられていた。
→道が開通した後、このようなやりとりがあります。
「なぜ運転手さんは車をとめて、乗せられるだけ、乗せてってくれなかったの?」
「わからないかね、ポール?」と、ウォルトンさんがいった。「雪の壁を切りくずしたといっても、われわれを救い出しにくる車が、むきを変えて発進するためには、まだ、せますぎる。除雪車は道をもっとひろげるんだよ。さあ行こう、荷物を持ってこなくちゃ。」(p153-154)


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