今関信子(イマゼキノブコ)「小犬の裁判はじめます」(コイヌノサイバンハジメマス)

773 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 21:25:01 ID:YRm3C695
【いつ読んだ】
1990年前後
【あらすじ】
児童養護施設の子供たちがこっそり何匹もの犬を飼っていたが、
近所から苦情が殺到したため?先生は犬を保健所に引き渡そうとする。
【覚えているエピソード】
新聞記者に訴えて犬を助けようと考え?
皆で海沿いの道を街まで走るエピソードがありました。
「あのヨットに乗せてもらえたら早いのに…」と一人の女の子が考えるも、
「私たちとあの人たちは違う人間なんだ」
「自分たちにとって犬がどれだけ大事かなんて分かってくれないだろう」
と黙って走り続けていたように思います。

記憶に曖昧な部分が多く心許ない記述ですが、お心当たりのある方よろしくお願いします。

774 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 02:24:27 ID:qvrIe7R7
>>773
今関信子の「小犬の裁判はじめます」じゃない?

・養護施設の子供達が捨て犬を飼う。
・犬が増えすぎて施設の予算では飼い切れなくなる。
(犬が施設で出産したり、
捨て犬を見ると拾わずにはいられない子供がいる為)
・飼いたい子供一人につき一匹だけ飼うことが認められ、
 残りは駄目、と施設内裁判で決まる。
・期限までに貰い手がみつからない犬は保健所に引き渡されることに。
・子供達はビラを配ったり、新聞に記事を書いてもらったりして
 貰い手探しに奮闘する。

大体こんな感じの話です。
行き場のない子供達の行き場のない気持ちや、
そんな中での犬に注ぐやるせない愛情等で、胸が痛くなる話でした。

815 名前:773[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 09:20:42 ID:JpNt8HAd
たいへん遅くなりましたが現物確認できました。
>>774さんありがとうございます。

http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1192631127/773-815

小犬の裁判はじめます (童心社・新創作シリーズ) 単行本 – 1987/3
今関 信子 (著), おぼ まこと (イラスト)
www.amazon.co.jp/dp/4494019267

http://id.ndl.go.jp/bib/000001851558
あらすじ 身よりのない子どもたちの施設,南学園に新しい園長が来て,子どもたちは犬を飼えるようになったが……。事実をもとに単行本化。 (日本児童図書出版協会)

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