819 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2008/05/08(木) 22:00:20 ID:/Ms3lDE0
一般書籍板からこちらに来ました。
おそらく児童書と思われる本のタイトルが気になっています。
【いつ読んだ】15年くらい前
【あらすじ】
山から帰ってこなくなった夫を奥さんが探しに行く話です。
夫は冬の山で熊と出会って仲良くなり、楽しい時間を過ごしているうちに熊と一緒に冬眠してしまいます。
心配した奥さんが山へ探しに行き、途中きつねのうどん屋さんに道を聞き、やがてやまんばに出会います。
そこで、夫はこのままだと熊になってしまう、目覚めさせたければショールを編め、と言われます。
奥さんは言われたとおり、雪でできた小屋の中にこもってショールを織ります。
無事にショールが出来上がって春が訪れ、最後は夫と家に帰るのですが、
夫の片方の手だけが毛むくじゃらになっていて、熊のように力持ちになっていました。
【覚えているエピソード】
結婚したばかりの若い夫婦で、子どもはいません。
夫と熊がとろろ(とビール?)を美味しそうにすすったり、奥さんが熱いうどんを食べたり、
小屋の壁の雪をすくって口に入れたりと、食事のシーンが多かったです。
あと奥さんがマフラーから糸を抜いて火を灯すとろうそくになるシーンがあり、 きつねがうどんのお代に欲しがっていました。
ショールを織っていて雪の白さに目がチカチカした奥さんは
マフラーの糸と自分の髪を使ってショールの隅に鶯を縫いこむんですが、外から夫の声(偽者)がしたとき、
その鶯が「扉をあけちゃだめ」と注意してくれていました。
【舞台・時代】日本 現代
【本の姿・挿絵】
ハードカバーで、白い雪景色の表紙でした。
奥さんと夫と熊が立っていて、後ろにきつねのうどん屋の屋台があった気がします。
挿絵は白黒で、奥さんがろうそくを灯すシーン、うどんを食べるシーン、
「やまんばー、ショールができたー」と言いながら走っていくシーンがありました。
内容から、おそらく小学校高学年向けの本ではないかと思います。
長くなってすみません、どうぞよろしくお願いします。
820 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2008/05/08(木) 22:41:05 ID:1UlNcLeB
>819
『冬吉と熊のものがたり』?
ttp://www22.ocn.ne.jp/~honey/foods05.html#foods42
821 名前:819[sage] 投稿日:2008/05/08(木) 22:52:21 ID:/Ms3lDE0
>>820
うわー! これ、これです!! ありがとうございます、すごく嬉しいです!
「やまんば」とか「ショール」とかで検索していました。見つからないわけですね。
どうやらもう売っていないようなので図書館で探してみます。
素早い回答ありがとうございました!
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1192631127/819-821
冬吉と熊のものがたり (1984年) (こども童話館) - – 古書, 1984/1
安房 直子 (著), 上野 紀子 (イラスト)
www.amazon.co.jp/dp/B000J79KJ6
表紙画像あり
冬吉と熊のものがたり (こども童話館 7) - – 1984/1
安房 直子 (著), 上野 紀子 (イラスト)
www.amazon.co.jp/dp/4591012867
http://id.ndl.go.jp/bib/000001653917
あらすじ 貧しい冬吉という若者が枯木の山で、山いもをせおった熊にであった。マフラーをした熊と友だちになった冬吉は、金色のクモの糸をもらって家に帰った。 (日本図書館協会)