母狐が猟師に撃たれて子狐が待つ巣に帰ろうとする話

293 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/08/16(土) 09:53:24 ID:Mrxpa35w
【いつ読んだ】
30年くらい前に国語の授業で先生が朗読した(小学1、2年?)
【あらすじ】
狐の親子の話で母狐が猟師に撃たれて子狐が待つ巣に帰ろうとする
【覚えているエピソード】
母狐から滴る血が点々と垂れ血の足跡が道につく場面があった気がします
【物語の舞台となってる国・時代】
日本?時代は不明ですが昔話だと思います
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
思い出せません
【その他覚えている何でも】
動物が主人公の話を集めた物語全集みたいな本だったと思います。
著者名は宮沢賢治では無かったはずです。

よろしくお願いします

314 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 04:34:53 ID:u2eX7mF+
>>293
動物が主人公の物語集なら
椋鳩十(むくはとじゅう)さんの作品かもしれません

315 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 08:43:55 ID:EpEPbNIo
>>314ありがとうございます。
椋鳩十さんの本を探して読んでみますノシ

あの本のタイトル教えて!@児童書板 10冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1212936623/293-315

椋鳩十のキツネ物語 (椋鳩十まるごと動物ものがたり 6) 単行本(ソフトカバー) – 1996/1/1
椋 鳩十 (著), 菅 輝男 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4652022662
表紙画像有り

・赤い足あと
・消えたキツネ

椋鳩十 作ほか. 椋鳩十のキツネ物語, 理論社, 1996.4, (椋鳩十まるごと動物ものがたり ; 6). 4-652-02266-2.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002510407
目次有り


管理人のコメント:
『椋鳩十のキツネ物語』という短編集を読んでみました。
違う部分もありますが、「赤い足あと」の内容が近いように感じました。

・三匹のキツネを生んだキツネのお母さんは、山のふもとの村でおひゃくしょうさんの飼っているニワトリやウサギをとってきて赤ちゃんギツネに与えている。(p6)
・おひゃくしょうさんは三吉という狩人にキツネをとってくれるように頼んだ。(p7)
・三匹の子ギツネを連れて歩いていたお母さんギツネは、三吉の罠にかかってしまった。(p16)
・お母さんギツネは子ギツネを隠れるように追い払った。(p20)
・罠にかかって三日目に三吉がやってきた。(p23)
・三吉は小さい足あとを見て、子持ちのキツネだったことを知る。(p24)
・三吉は罠からキツネを外し、なんと思ったかそのままはなしてやった。
・お母さんギツネは林の中に逃げ込んでいった。あと足のあとがてんてんと初雪を血でそめていく。(p25)

「赤い足あと」は『カモの友情』(1970年)という色々な動物が主人公になっている短編集にも収録されているようです。

『椋鳩十のキツネ物語』収録の「消えたキツネ」も近い部分があります。

・キツネの親と三匹のこどもが岩穴の中でねむっていた。(p128)
・母ギツネが犬のにおいに気づく。(p129)
・母ギツネは子ギツネたちのいる岩穴から遠ざけるために足あとのにおいをつける。(p134)
・犬を連れた狩人は探しても無駄だと知って引き上げる。
・計画がうまくいった母ギツネは子どもたちのいる岩穴のほうにかけていく。(p146)
・キツネが怪我をするシーンはない。


もっと条件の合う作品があるかもしれません。

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