637 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/10/31(金) 17:40:18 ID:MyDFUBxk
【いつ読んだ】12~15年ぐらい前。当時住んでいた町の図書館で借りたもの。
【あらすじ】複数の作家の短編集
【覚えているエピソード】
3つ印象に残っているお話があります。
・海辺で何人かの者達が「奇妙な生き物」の話をしている。聞いているとその「奇妙な生き物」とはまるで人間の事のよう。
・お屋敷の坊ちゃんが病気になり、屋敷に仕える小僧が、それを見た何人目かの人に病気がうつるという「顔を描いた大きなしゃもじ」を持って外に立たされる。
・小学校の教師が主人公。一人称「おれ」。
体育の授業中に、受け持ちの生徒達が何者かによってオセロゲームのように操られる(逆立ちしたり)。
【物語の舞台となってる国・時代】短編集なのでバラバラです
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】ハードカバー
【その他覚えている何でも】
「小学○年生の△△」みたいなタイトル(もしくはサブタイトル)だったような…。
当時、そのタイトルのせいで読者層を狭めてしまっている、もっと上の年齢の人が読んでも面白いと思うのに、と、子供心にもったいないと思った記憶があります。
挿絵もお話ごとに違った方が担当されてたと思います。
よろしくお願いします。
809 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/12/15(月) 23:13:03 ID:w5CplCK5
>>637
亀ですがとりあえず分かるものだけを。
顔を描いた大きなしゃもじの話は
新選・子どもの文学「チゴツキ鬼」
人間オセロの話は、
大阪国際児童文学館/編 新・文学の本だなの高学年版のどれかに入っていたはず。
(「教えてくださいどこにいればいいのか」だったかな?
確か村上春樹の「とんがり焼の盛衰」が一緒に収録されていたような…)
残念ながら、奇妙な生き物の話は分かりませんが
同じ短編集内で読んだのであればこれらの作品のいずれかに入っているかもしれません。
810 名前:637[sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:47:29 ID:Kg8SJPzl
>>809
レスありがとうございます!
検索しても表紙画像が出てこないのでまだわからないけれど、
「新・文学の本だな 高学年版」で検索して出てくる単語・人名等に覚えがあり、かなり確信に近づきました。廃刊っぽいので図書館で探してみたいと思います。
ずっと覗いていてよかった。本当にありがとう。
811 名前:637[sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:11:16 ID:Kg8SJPzl
>>809
連投すいません。当時住んでいた町の図書館の蔵書検索にも引っかかたので
間違いないと思います。
くどいようですがありがとう。今年一番うれしかった。
あの本のタイトル教えて!@児童書板 10冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1212936623/637-811
管理人のコメント(2019年8月18日):
確認したところ、
奇妙な生き物の話をしているのは、北杜夫「陸魚」
杓子を持って立たされるのは、松田司郎「チゴツキ鬼」
生徒達がオセロゲームを始めるのは、横田順彌「ゲーム」
でした。
大阪国際児童文学館『長靴をはいた猫からの手紙』の目次
http://juvenile5.s322.xrea.com/?p=21934
陸魚 北杜夫 緒方直・絵 p8
うらむなよ! リチャード・ヒューズ 横川寿美子・訳 小林三千子・絵 p12
日光魚止小屋 庄野英二 近藤薫美子・絵 p21
とんがり焼の盛衰 村上春樹 岡村隆久・絵 p36
長靴をはいた猫からの手紙 寺山修司 p48
ゲーム 横田順彌 小林三千子・絵 p51
チゴツキ鬼 松田司郎 三井小夜子・絵 p63
歩きながら 今江祥智 宮本忠夫・絵 p81
なのだソング 井上ひさし p104
悪魔のしっぽ アンリ・プラ 石沢小枝子・訳 緒方直・絵 p107
霧笛 ブラッドベリ 大西尹明・訳 宮本忠夫・絵 p129
解説 奥田継夫 p152
長靴をはいた猫からの手紙 (新・文学の本だな―小学校高学年) 単行本 – 1986/2
大阪国際児童文学館 (編集)
http://amazon.jp/dp/4337252207
あらすじ 寺山修司作の表題作のほか、「うらむなよ!」ヒューズ、「とんがり焼の盛衰」村上春樹、「なのだソング」井上ひさし、など10編。 (日本図書館協会)
陸魚・北杜夫/日光魚止小屋・庄野英二/とんがり焼きの盛衰・村上春樹/チゴツキ鬼・松田司郎/なのだソング・井上ひさし 他。 (日本児童図書出版協会)