725 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/11/30(日) 00:43:17 ID:UMr18/VK
【いつ読んだ】
35年くらいまえ、数巻セットの児童向けの各巻毎に考古学のテーマを扱ったシリーズでした。
【あらすじ】
巻によって純粋に解説書だったり、物語仕立てになっていたり形式が違ってましたが、
覚えてる中では少なくとも3冊が物語り仕立てでそれぞれ登呂遺跡、マンモス、インカ(あるいはマヤ)の遺跡がテーマの話でした。
どれも小学生の男の子(それぞれ別人だったはず)が主人公でした。
【覚えているエピソード】
・登呂遺跡の話は主人公の家の近くのお稲荷さんの裏に弥生時代の遺跡が見つかって
主人公の母親たちが「コンコン遺跡を守ろう」と保存運動を起こすけど、工事で潰されてしまう。
母親は女学生の頃登呂遺跡の発掘調査に参加していて里帰りのついでに登呂遺跡に主人公を
連れて行き、主人公は登呂遺跡や弥生文化についていろいろ学ぶ。
・マンモスの話は主人公の父親が古生物学者で当時のソ連で国際学会が開かれ、一緒にくっついて行った主人公は
博物館でマンモスの剥製を見たり、ロシア人の古生物学者の息子だか孫と仲良くなってカフェテラスで一緒にアイスクリームを食べたりする。
(そのアイスクリームの描写がすごくおいしそうだったのが印象に残っています)
・マヤかインカの遺跡の話はやっぱり親の遺跡調査にくっついていった主人公がインディオの少年と友達になる。
インディオはまだユーラシア大陸とアメリカ大陸が地続きだった頃、渡ってきた自分と同じモンゴロイドだと知り、
日本に帰る前夜、主人公と友達のインディオそっくりの友達同士の少年が一方は今のシベリアの外れ辺りで
一方は南に、一方は東にそれぞれ別れていく夢を見る。
【物語の舞台となってる国・時代】
各巻毎にテーマになっている地域
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバーの普通サイズでした。
【その他覚えている何でも】
解説書形式のものとしてはノアの箱船をテーマにしたものとメソポタミア文明をテーマにしたものがありました。
ノアの箱船については「ノアの箱船は実在して今も世界のどこかに残っている」みたいな今考えるとかなりトンデモな内容でした。
730 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/11/30(日) 11:34:54 ID:qcn52fA0
>>725
国土社の「古代発掘物語全集」なんてどうでしょう?
登呂遺跡もマンモスもインカもノアの箱舟もあるみたいですが。
(実物は見たことがないので違ってたらすみません)
731 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/11/30(日) 12:32:43 ID:H9GuWtee
>>730
ありがとうございます。
検索したらシリーズの中の「手のある神殿の秘密」の内容が記憶にあるインカの話と一致している感じなので
それかもしれません。
作者が誰だか知りたかったので助かりました。
あの本のタイトル教えて!@児童書板 10冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1212936623/725-731
登呂遺跡のなぞ (古代発掘物語全集 (1)) 単行本 – 1968/3/15
たかし よいち (著), 中西 立太 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4337123016
http://id.ndl.go.jp/bib/000000813471
あらすじ 架空の遺跡の発掘の物語や登呂遺跡など考古学や遺跡保護の問題提起を子供たちの身近な事象で描く。 (日本図書館協会)
http://opac.shigakukan.ac.jp/opc/en/recordID/catalog.bib/BA31462591