那須正幹(なすまさもと)『さぎ師たちの空』

802 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/12/15(月) 15:31:57 ID:fmft3lWC
タイトル:不明、おじさんと男の子の絵が描かれていました。
年代:1990年頃に小学生で読んでいました。
作者:日本人

内容:小学生の男の子が主人公。他人であるおじさんと(経緯は忘れた)一緒に交通事故(か何か)の慰謝料をだまし取りに行く。おじさんが弁護士のふりとかをしてた気がする。
そんな感じで何かになりすましてお金をだましとっていく。

ネタバレ注意


最後におじさんと連絡がとれなくなって、数年後に立派な車に乗ったおじさんに似た人を見かける…という内容です。

ご存じの方、いたらお願いします。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 10冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1212936623/802
この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/46

さぎ師たちの空 (心にのこる文学 8) 単行本 – 1992/9/1
那須 正幹 (著)
http://amazon.jp/dp/4591033481
表紙画像有り

さぎ師たちの空 (ポプラ文庫 な 13-9) 文庫 – 2017/8/4
那須 正幹 (著)
http://amazon.jp/dp/4591155331
表紙画像有り

那須正幹 作ほか. さぎ師たちの空, ポプラ社, 1992.9, (心にのこる文学 ; 8). 4-591-03348-1.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002205127

管理人のコメント:
『さぎ師たちの空』の可能性が高いと思われます。

・主人公は中学二年生の家出少年、島田太一。
・太一は警官のフリをした男に金を盗られる。(p9-12)
・金のない太一は、ラーメン屋でただ食いしようと、たばこのフィルターをどんぶりに突っ込んで騒いだ。(p15)
・店の奥に案内された太一は、主人に腕をつかまれ、少年店員に顔面とみぞおちを殴られた。(p17)
・警官のフリをしていた男は、周囲からアンポさんと呼ばれている。
・太一はアンポたちのグループに入ることになり、金は返された。(p29)
・アンポが弁護士、太一がエリート学校の生徒に化け、左目が失明しそうだといって五十万円払うようにラーメン屋の店主に迫った。(p40-50)
・その後も色々な詐欺に参加する。

ネタバレ注意

・暴力団を騙そうとしてヤキを入れられたアンポは立てない体になり、太一は家に戻ることになった。(p272-273)
・太一が家に戻って三ヶ月が経った。太一は、黒塗りの外車の後部座席に、りっぱな紳士が座っているのを見かけた。それはアンポだった。(p279-281)

確認に使用したのは、ポプラ文庫版(2017年)です。

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