160 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/12/25(金) 01:35:41 ID:sQUPU1yC
【いつ読んだ】
今年
【物語の舞台となってる国・時代】
日本(春山)
【あらすじ】
英雄とサキ婆が、長年猟をしている「老人」のもとで一週間ほど過ごす
【覚えているエピソード】
老人のセリフ
「森の中で誰かに見られていると思って月を見上げると、
自分のしてきたことを月はみんな知っていて、それでも許してくれるような気がする」
中三の試験問題で、全文を読みたいのですが、出典が分からずここに来ました。
161 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/12/25(金) 18:27:44 ID:Mrnh4qn0
>160
伊集院 静の自伝小説「海峡」シリーズだと思います。
サキ婆さんは在日で朝鮮へ帰った人かな…?だとしたら幼年編の筈。
幼年、少年、青年…で各1冊になってます。
163 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/12/26(土) 13:42:12 ID:a2cHkXXf
>>161
確認したところ、それでした! ありがとうございます!!
あの本のタイトル教えて!@児童書板 12冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1255185157/160-163
海峡―海峡幼年篇 (新潮文庫) 文庫 – 2002/6/28
伊集院 静 (著)
http://amazon.jp/dp/4101196311
表紙画像あり
内容紹介
少年にとって、父は聳える山だった。母は豊かな海だった――。土木工事や飲食店、旅館などで働く五十人余りの人々が大家族のように寄り添って暮らす「高木の家」。その家長の長男として生れた英雄は、かけがえのない人との出会いと別れを通して、幼い心に生きる喜びと悲しみを刻んでゆく。瀬戸内の小さな港町で過ごした著者の懐かしい幼年時代を抒情豊かに描いた自伝的長編「第一部」。
春雷―海峡・少年篇 (新潮文庫) 文庫 – 2002/7
伊集院 静 (著)
http://amazon.jp/dp/410119632X
表紙画像あり
内容紹介
ハウンドドッグ大友康平氏激賞!!「これは“旅立ち”の物語だ。ここから自分探しの旅が始まる」。傷を癒す間もなく少年は嵐の季節を突き進む。自伝的長編第二部、堂々の文庫化。
篤い友情、淡い初恋、差別的な教師への敵愾心、弟・正雄との心の絆、父・斉次郎への初めての反抗、海の彼方へ去る者への惜別——。沸騰する感情と旅立ちの予感が、中学生に成長した英雄を内側から激しく揺さぶる。十四歳という嵐の季節を、傷つきながらも一途に突き進み、大人の世界へ踏み出そうとする少年の姿を、自らの体験に基づいて峻烈に描き上げた感動の自伝的長編「第二部」。
岬へ 海峡・青春篇 (新潮文庫) 文庫 – 2002/8/28
伊集院 静 (著)
http://amazon.jp/dp/4101196338
表紙画像あり
内容紹介
なつかしい故郷を離れて、東京の大学へ進学した英雄を、過酷な運命が待ち受けていた。変わり果てた旧友との再会、父と「高木の家」への訣別、初めての狂おしい恋、そして荒海に消えた弟・正雄。別れの痛みを背負ってひとり旅立ち、最果ての岬にたどりついた英雄を、海潮音が包みこむ……。人の絆の重みと生きることの意味を熾烈に問いかけた自伝的長編「海峡」三部作、ついに完結。