385 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2012/09/22(土) 01:43:23.11 ID:qhBKHnxb
よろしくお願いします。
【いつ読んだ】
昭和50年代
【物語の舞台となってる国・時代】
数百年くらい昔の中国みたいな国だったと思います。
翻訳なのか、日本人が書いた外国が舞台の話なのかはわかりません。
【あらすじ】
王様の宝物か大事にしていた茶碗が粉々に割れてしまい、多分壊した家臣がこっそり陶工みたいな老人の元に持ち込み修復してくれるよう頼む。
普段はしまっておく物らしく、まだ王様は気付いていないので
気付いて処罰を受ける前に修復して戻したいらしい。
茶碗は全体に細かい模様がある非常に凝ったデザインを思わせる描写があり、容易に直すことはできない代物。
陶工は工房に篭りきりで、しばらくして出て来た時は目は落ち窪み
背中は丸くなり手が震え、一気に老け込んでいた。
できた茶碗は継ぎ目もわからず完全に元通り。茶碗を受け取りに来た家臣は大喜びでどうやって修復したか何度も尋ねるが、陶工はその度普通に土をこねて焼いて作ったのだと言うばかり。
技術を隠してると思った家臣は怒って帰ってしまう。
その後息子だか弟子が陶工の机の引き出しを開けると、粉々になった茶碗があった。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
版型とかは覚えていません。イラストが皇帝とかがいた時代の中国っぽかったような。
【その他覚えている何でも】
短編集みたいな中の一編で、結構短い話でした。
あの本のタイトル教えて!@児童書板 15冊
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1336568331/385