709 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2013/02/10(日) 03:04:12.97 ID:vpM8ev0y [1/3]
【いつ読んだ】
1996~2001年頃?自分が小学3年~中一ぐらいだと思う。
学校の図書室で読みました。
【物語の舞台となってる国・時代】
時代は分かりませんが主人公は日本人で外国のどこかの島が舞台でした。
【あらすじ】
かなりうろ覚えなのですが…
主人公は日本人の小学生で学校の長期休みを利用して祖父(もしくは父?)の
会社(もしくはホテル?)のある外国の島へ旅行へ行くことになる。
旅立つ前に多忙な祖父(もしくは父?)に日記を渡され、島のジャングルには楽園があったが自分は一度日本に戻ってきてしまいそれから何度も島へ楽園を探しに行くが入り口を忘れてしまい見つけられずたどり着けなかった…と言う話を聞く。
休みに入る前、同級生の友達に外国の島へ行ったらお土産を買って帰ると約束する。
休みに入り外国の島へ着き祖父(もしくは父?)の会社(もしくはホテル?)へ行くも飽きてしまい島のジャングルに暇つぶしで入るが来た道がわからなくなってしまい戻れなくなる。
しばらく進むとガネーシャのような象を模した入り口があり、入ると緑の楕円状(卵型)のモノが心に話し掛けてくる。
そこはまさに楽園で外の世界とは時間の流れが違う。
続きます
710 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2013/02/10(日) 03:09:34.56 ID:vpM8ev0y [2/3]
楕円状のモノは他にも色の違う個体がいくつか居て、その一部はどうやら元は外の世界からやってきた人間だった。ある部屋に入り壁から出てくるベッドに横になると長い年月をかけて人間から楕円状のモノになりずっと楽園にいることができる。
主人公も楽園が気に入りずっとここに居たいと決意するが、緑の楕円状のモノに「お前は心に何か残っている」みたいなことを言われて「あっ…そういえば○○くんにお土産買って帰ると約束したんだっけ」と思い出す。
約束を果たしてからまた楽園に戻れるのか?と主人公が緑の楕円状のモノに問うがそれはわからない…みたいな曖昧な返事をされる。
【覚えているエピソード】
楕円状のモノ達にはそれぞれ名前があった。(例えば「銀色に輝くモノ」…みたいなやつ)
壁から生えたベッドに人が横たわっていて、その一つに外人の兵隊さんが寝ていて喋りかけると起きて「…今は西暦何年ですか?…なんにしても戦争はよくないね…。」みたいなこと言って寝てしまう。
【本の姿】
多分ハードカバーだった。(それかソフトカバーかも…)
【その他覚えている何でも】
表紙は緑色をベースに黄色や茶色が混じっていたような記憶があります。
何でも良いので情報を頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
711 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 04:08:00.19 ID:5S3OI+/R
>>709-710
斉藤洋「たったひとりの伝説」ではないでしょうか?
自分は未読なのですが、前スレで似た雰囲気の話の依頼がありました。
あの本のタイトル教えて!@児童書板 14冊目
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1312560424/
> 13 :なまえ_____かえす日:2011/08/09(火) 21:17:07.33 ID:QSX1K/qL
> なんだか不思議な話で、印象に残ってるんだけども、タイトルがもうずっと思い出せません。
> どなたかご存知のかたいらっしゃいますでしょうか?
> 【いつ読んだ】
> 12年前位、図書館で借りて読みました。
> 【物語の舞台となってる国・時代】
> 話は現代で、南方戦線があったどこかの国だと思います(国名が作中に出てきたはずなのですが思い出せません)
> 【あらすじ】
> 主人公は子供。会社の会長をしているお爺さんに誘われて夏休みの海外旅行に出かけます。
> お爺さんは戦時中にその国で戦っている最中、そこで遭遇した生物(元人間)に匿われて、生きながらえてた経験があり、
> もう一度、その生物たちに会うためにその国へ行きます。
> その話を聞かされていた主人公は、その生き物に会うことができ、その生物たちの仲間になろうとしましたが、
> 友達におみやげを買ってかえる約束があったので、できませんでした。
> その後、お爺さんと合流して、日本に帰ります。
> 【覚えているエピソード】
> ・お爺さんは匿われている間、お腹は減らなかった。そして戦争が終わったと知ったとき、少し太っていた(兵隊の食糧事情に合ってない)
> ので、現地の人に匿われていたと敵兵に疑われるのを心配していた。
> ・人間からその生物になるには時間がかかって、外国人の兵隊の人が、戦争からもう何十年もたっているのに少ししか変化してなかった。
> (その生物たちは、寝てる間だから自分ではすぐだと感じるといっていた)
> ・約束がある人間は、その生物になることができなくて、その生物には、人の約束が影(?)になって見えている。
> お爺さんは、会社の重役なので、約束がいっぱいあるためにその生物たちからは見えなかった。
> (ラストシーンで、会長を辞めてすべての約束を無くしてからまた来ると話していたと思います)
> ・その生き物の見た目は、かなり独特だったと思うのですが、思い出せません。
> 【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
> 覚えてません。
> 【その他覚えている何でも】
> 小学校中学年か高学年の時に読みました、当時児童向けSFが好きでよく読んでいたと記憶してますが、SFシリーズみたいなのではなかったと思います。
>
> 15 :ですな:2011/08/10(水) 00:20:15.78 ID:vscDmG7a
> >>13「祖父 戦争 児童文学 ジャングル」で検索すると
> たったひとりの伝説 (理論社ライブラリー) (単行本)
> 斉藤 洋 (著), 荒井 良二 (イラスト)
> がヒットしましたがいかがでしょうか
>
> 18 :なまえ_____かえす日:2011/08/11(木) 16:53:30.47 ID:uwF6kDUd
> >>15
> それでした。
> ありがとうございました。
713 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 11:15:30.47 ID:vpM8ev0y [3/3]
>>711
それです!!!あちこち検索かけてもなかなか見つからなかったので本当に助かりました。
ありがとうございます!
あの本のタイトル教えて!@児童書板 15冊
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1336568331/709-713
たったひとりの伝説 (理論社ライブラリー) 単行本 – 1995/12
斉藤 洋 (著), 荒井 良二 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4652011210
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
敵の総攻撃を逃がれジャングルをひとりさ迷っていた。やがて、倒れかけた私の前に現れたのは…見たところ子どもの背たけほどのドングリだった。灰色、白、にぶい銀色、さまざまな色・形のドングリたちにとり囲まれると、私の体は宙に浮いた。―それは50年前、おじいちゃんが南洋の戦地で記した手帳に残された、あまりに奇妙な体験だった。
内容(「MARC」データベースより)
祖父が戦争中手帳に記した「大地」という名の不思議な空間。南洋、スルカ島の奥深くに眠るはてしない「夢みる大地」へ、50年後の今、訪れる少年の体験。様々な色・形のドングリにとり囲まれると私の体は宙に浮いた。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002461052-00
タイトル たったひとりの伝説
著者 斉藤洋 作
著者 荒井良二 画
著者標目 斉藤, 洋, 1952-
シリーズ名 理論社ライブラリー
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 理論社
出版年 1995
大きさ、容量等 149p ; 21cm
ISBN 4652011210
価格 1200円 (税込)
JP番号 96023420
出版年月日等 1995.12
NDC(9版) 913 : 小説.物語
要約・抄録 おじいちゃんが戦争中に体験し手帳に記した「大地」という不思議な空間。50年後にぼくはいっしょにその南洋の島にやってきた…。 (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童