683 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/05/07(水) 16:28:40.43 ID:H1HDOyL0
【いつ読んだ】
1994~2000年の間
【物語の舞台となってる国・時代】
日本・現代
【翻訳ものですか?】
日本の話なので多分違います。
【あらすじ】
主人公は大学生、もしくは研究生の男性です。
主人公は財布をなくしたか盗まれてしまった。
旅行に行くための資金を入れていたので落胆したが、諦めきれずに教授に旅行費用を借りに行く。
旅行費用は貸してもらえなかったが、代わりに遠方での泊まりのアルバイトを頼まれる。
その地域で不登校になる子供が急増しているようで、不登校の子供達の心のケア、
もとい遊び相手になるというバイトだった(気がします)。
現地へ行ってみると出迎えてくれた職員(?)は女の子と言っていいほど若い女性で、
男の職員を想像していた主人公は「人違いです」と断ってしまう。
女性は慌てて謝罪し、改札周辺で主人公の名前を呼び始める。
やっぱり俺の迎え!?と気まずくなりながら主人公は再度女性に声をかけ、
「恥かいちゃったじゃない」などと拗ねられながら施設へ向かう。
そこで子供達(年齢はばらばらで、中学生もいたかも)と面会し、サッカー漫画にはまっている男の子には
その漫画の続きを自分で描いてみるように勧めたり、子供同士も色々交流を持つよう画策する。
子供達は主人公と女性に心を開き徐々に不登校の理由を話し始めるが、それはとても信じがたい話だった。
授業中や休み時間など、学校でその子供達以外の時間が止まったように動かなくなる時があるというのだ。
信じられない主人公だったが、時間が止まったように感じられる原因を色々考える。
ここからかなり内容を忘れてしまいました。
・灰猫と名乗る謎の人物が登場する。
・何らかの原因で子供達とどこか暗い所に閉じ込められ、どこからか恐ろしい声が聞こえてくる。
その声の主=灰猫(?)が、不登校児童の一人の緘黙症の女の子ではないかというやりとりがある。
・近隣に新しく出来るショッピングセンターか公園のような物が時が止まることに関係しているかもしれない。
・最後は完成した↑の場所で子供達と主人公、女性が周囲の時間が止まる経験をする。
・子供達の言っていたことは現実だった……というところで終わる。
【覚えているエピソード】
小学校の図書館で借りました。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバーで、表紙は紺色の夜空に黒い山並みのシルエットが描かれていました。
学校の教室で石になったような人間達の挿絵があったような気がします。
【その他覚えている何でも】
タイトルは灰猫だったと思うのですが、検索しても出てこなかったので記憶違いのようです。
主人公達が閉じ込められた暗いところは玄室のような、岩に囲まれた場所で、
岩に口を付けて喋ると空間全体から声が低く響く、というような記載があったと思います。
子供の頃はオチが理解できず、大人になったら読もうと思っていましたが見つかりません。
どうぞよろしくお願いいたします。
684 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/05/07(水) 16:39:00.07 ID:UidTEJjh
>>683
面白そうで気になったから検索してみたんですけど
著者:芝田 勝茂
「夜の子どもたち」
ではないでしょうか?
685 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/05/07(水) 19:50:18.00 ID:H1HDOyL0
>>684
ありがとうございます!内容から間違いないようです。
明日にでも早速買いに行こうと思います。
本筋と関係ないことばかりのあらすじでしたのに、見つけて下さって本当にありがとうございました。
686 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/05/07(水) 20:43:07.66 ID:euk9IKDW
>>685
蛇足ですみません。>>684さんとは違うものですが、
「夜の子どもたち」は福音館書店版と、改訂されたパロル舎版があります。
福音館版:主人公の男性の一人称小説
パロル舎版:三人称小説、大筋は同じだがオチが変わっている
という違いがあります。
なので以前読んだバージョンと違う方を読むと
「あれっ、ストーリーは同じはずなのに何か違う」となるかもしれません。
687 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/05/07(水) 21:51:18.55 ID:1CkXe3pO
>>686
私も横からだけど
夜の子供たちだろうなと思いつつ683読みすすめたら、途中からあれ…?となってたから納得した
あの本のタイトル教えて!@児童書板 16冊目
http://peace.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1371123585/683-687
夜の子どもたち 単行本 – 1996/7
芝田 勝茂 (著), 小林 敏也 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4894191369
表紙画像あり
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ある日突然、登校拒否におちいった五人の子どもたち。若きカウンセラーの調べによると、彼らにはある共通の恐怖体験が…。昼とは全く別の顔をもち、夜を異常なまでに恐れる大人たち。暗黒の闇につつまれた町を舞台に、若きカウンセラーと子どもたちが、幾重もの謎に立ち向かう。日記を綴るように一日一章づつ読みながら、11日間の冒険を彼らと共に体験できる、ひと夏の夜の物語。
内容(「MARC」データベースより)
ある日突然、登校拒否におちいった5人の子どもたち。彼らにはある共通の恐怖体験があった。暗黒の闇につつまれた町で、若きカウンセラーと子どもたちが、幾重もの謎に立ち向かう。福音館書店・1985年刊を加筆訂正。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001759040-00
タイトル 夜の子どもたち
著者 芝田勝茂 作
著者 小林敏也 画
著者標目 芝田, 勝茂, 1949-
著者標目 小林, 敏也, 1947-
シリーズ名 福音館土曜日文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 福音館書店
出版年 1985
大きさ、容量等 459p ; 19cm
ISBN 4834003779
価格 1500円 (税込)
JP番号 85063200
出版年月日等 1985.10
NDC(9版) 913 : 小説.物語
要約・抄録 他人がみな表情をなくし、石のような顔になる。恐怖の体験で登校拒否におちいった5人の子供達と、その心を解放しようと努める2人の若いカウンセラーを描く。 (日本図書館協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002559735-00
タイトル 夜の子どもたち
著者 芝田勝茂 著
著者標目 芝田, 勝茂, 1949-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 パロル舎
出版年 1996
大きさ、容量等 429p ; 20cm
注記 さしゑ: 小林敏也
ISBN 4894191369
価格 1600円 (税込)
JP番号 97044296
出版年月日等 1996.7
NDC(9版) 913 : 小説.物語
要約・抄録 登校拒否におちいった5人の子どもたちの日記には共通の恐怖体験が…。若きカウンセラーと子どもたちの11日間の冒険を綴るひと夏の夜の物語。研修生、審査官、面接、対応、等30章。 (日本図書館協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語