赤木由子(あかぎよしこ)『ふたりぼっちの朝』(ふたりぼっちのあさ)

854 :なまえ_____かえす日:2014/07/03(木) 12:36:03.68 ID:EdXlkHAY6
【いつ読んだ】
1980年代 小学校の図書室にて

【物語の舞台となってる国・時代】
1970年代から80年代の日本

【翻訳ものですか?】
ちがいます

【あらすじ】
育児放棄気味の母親に育てられている小学生の兄妹。
ある日突然母親が蒸発し、なんとか子どもだけで暮らし続けるが、妹が衰弱してしまい、兄が病院に連れていくところを、近所の児童養護施設の職員が見つけ、二人は施設で暮らすことになる。

【覚えているエピソード】
母親、兄(小学校高学年)、妹(小学校1・2年生)の三人暮らし
母親が作る朝ごはんは黄色いごはん(卵かけごはん)
児童養護施設から学校に通う子を主人公は複雑な思いで見ている
ある日母親が帰ってこなくなり、炊飯ジャーの中のごはんをおにぎりにして食べる
男の声で「母ちゃんはもう帰らねえってさ」という電話がある
炊飯ジャーの中のごはんが赤くなってしまう
お風呂に入っていないので二人とも垢だらけになってしまう
妹に「もうすぐプールが始まるから我慢しな」と言う
妹が目を覚まさなくなる(ずっと寝たままになる)
さすがにおかしいと思った兄が妹をおんぶして病院に行く
その途中で児童養護施設の職員(施設のお祭り準備中)に会い、保護される
施設のお祭りの太鼓をたたきながら、ここで暮らしていくんだという実感をもつ

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバー
挿絵はあり 男性画家だったと思う

【その他覚えている何でも】
本文はいくつかの章に分かれていて、
「黄色いごはん」「赤いごはん」「母ちゃん帰らねえってさ」
「妹が目を覚まさなくなった」「おっちゃんが泣き出した」「たいこ」
というようなタイトルがついていた

キーワードを入れて検索してもなかなかわかりませんでした。
『おかしな金曜日』ではありませんでした。
ご存知の方、どうぞよろしくお願いいたします。

SC あの本のタイトル教えて!@児童書板 16冊目
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/juvenile/1371123585/854
※解決率向上のため、SCへの書き込みはお勧めしません。

ふたりぼっちの朝 (みんなの文学 (10)) 単行本 – 1982/4
赤木 由子 (著)
http://amazon.jp/dp/4323005253
表紙画像有り

ふたりぼっちの朝 (金の星社): 1982|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001564887-00

管理人のコメント:
『ふたりぼっちの朝』という本の内容が「覚えているエピソード」に全て当てはまるようで、間違いなさそうです。
タイトルは、下記のようになっていました。

「黄色いごはん」
→きいろいごはん
「母ちゃん帰らねえってさ」
→かってに いきていけ
「妹が目を覚まさなくなった」
→冬眠にはいった あさ子
「おっちゃんが泣き出した」
→じいちゃん先生のなみだ

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