721 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2021/05/23(日) 05:39:34.19 ID:8Jw/+bjI
【いつ読んだ】
1985年頃
【物語の舞台となってる国・時代】 日本の田舎 おそらく書かれた当時
【翻訳ものですか?】 日本の児童書
【あらすじ・覚えているエピソード】
ストーリーらしきストーリーは覚えてないんですが
よくある、都会っ子が夏休みにお爺ちゃんお婆ちゃんの田舎に行く話かと
そこでお爺ちゃんに戦争の話を聞かされるとか、そういう所謂反戦文学だと思います
終盤、幻想的なシーンがあって、夜、子供たちの幽霊?がお祭りか何かでみんなで踊っているシーンがあって、単に戦争で死んだ子供の幽霊が出てくる話なら他にもあると思うんですが、この話の特殊性は、その子供たちは厳密には幽霊ではなく、
戦争で多くの村人たちが死んだ事で「生まれてこなかった子たち」だとお爺ちゃんが主人公に教えるところでした
「本当は生まれてくるはずだった子たちも、かまわんから踊るさ!」って
泣きながら言う感じでした
幽霊ではない、そんな発想は聞いたことなかった、新鮮な切なさと哀しさがあって、何十年経った今でも覚えています
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
おそらくハードカバー、”生まれて来なかった子供たち”が踊る挿絵は
がっつりありました
あの本のタイトル教えて!@児童書板 21冊目
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1574175760/721