871 名前:サハ銀[] 投稿日:2005/11/26(土) 07:19:08 ID:4laAlLrx
[いつ読んだ](「子供の頃」とかじゃなく、何年頃か何年前か)
20年ほど前、東京都大田区の荏原商店街の本屋で親に買ってもらった
本です。発行自体はもっと遡るかもしれません。
[あらすじ]
若い勇敢なお侍が色々なお化けや不思議な目にあうというお話です。
残念ながら詳しい内容はもう覚えていません。
[覚えているエピソード]
若い女の幽霊がその侍の度胸を気に入り(?)色々なことをして
その侍を怖がらせようとするのですが、侍は肝が据わっており、
まったく幽霊やお化けを恐れない性質で、ティシュ(その時代に
そんなものがあったのかは知りませんが)代わりの紙が勝手に飛び散る
のを見ても怖がらなかったり、真夏に甕にいれてあった水が凍ったりしても
気味が悪いと思うどころか、暑かったからちょうどいいなどと言って、
その氷を食べたりするという所は憶えています。
[物語の舞台となってる国・時代]
日本、侍が出てくるから江戸時代ぐらいのお話でしょうか。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
本はハードカバーだったと思います、挿絵もありました。
[その他覚えていること何でも]
お化けの児童書では有名なやつがありますよね、違う話が何話か入っていて
同じようなシリーズで笑い話を集めたようなのもある、全頁に絵が載っている
。そういうテイストではなく、確か本の内容全部がその侍とお化けとの話で、
ギャグっぽいのも一切なく、といっても子供でも読めるレベル(少なくとも
中学生が読むような内容では無かった筈)の本です。もしこれじゃないかなと
思ったら是非教えてください、わからなくても、何か小さな手掛かりのよう
なものでも教えてくれると有難いです。よろしくお願いします。
872 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2005/11/26(土) 08:38:34 ID:ljzAxlQt
>871
内容から言って「稲生物怪録」を子供むけに翻案したものだろうと思うんだけど、
該当する本はどれだろうなあ。
いろんな作家が題材にしているんだけど、20年前前後の出版だと、
これだ!てのが見当たらない。
882 名前:サハ銀[] 投稿日:2005/11/26(土) 19:42:55 ID:v7R5x/YJ
>872
自分の憶えていた内容と一致する本があるのですか!
ありがとうございます。
早速「稲生物怪録」調べてみたいと思います。
すごくうれしいです!本当にありがとうございました。
873 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2005/11/26(土) 09:09:37 ID:FXAhJAtI
>>871
千葉幹夫の「ヘイタロウ妖怪ばなし」のシリーズは?
883 名前:サハ銀[] 投稿日:2005/11/26(土) 20:20:30 ID:v7R5x/YJ
>>873
そうです、今「稲生物怪録」で調べたところ、探していた本は
確かに千葉幹夫の「ヘイタロウ妖怪ばなし」のシリーズでした。
いつの間にか刀が蚊帳の上に移動しているとか、確かにそんな
くだりがあったのを思い出しました。
「月夜に笑う百の顔」という言葉にも見覚えがありました。
本当にうれしいです。早速図書館で現物を探して見たいと思います。
ありがとうございました。
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1119772219/871-883
妖怪に呪われた屋敷―ヘイタロウ妖怪ばなし 上 (てのり文庫 (338B009)) 新書 – 1988/7
千葉 幹夫 (著), 村上 勉 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4338079045