安岡章太郎(やすおかしょうたろう)「幸福」

27 名前:(?_?)[] 投稿日:2005/12/24(土) 23:38:02 ID:AXItHVEy
[いつ読んだ]
20年前位

[あらすじ]
おかあさんに駅で切符を買ってくるようおつかいを頼まれた少年がおつりをもらうと、思っていた金額より多かった。
てっきり駅員が金額を間違えて多くおつりを渡したと思い、かねてから憧れていたおすし屋さんに入る。すし屋を出るときに、指についたしょうゆをのれんで拭く。上機嫌で家に帰りおつりと切符をおかあさんに渡すとおつりが足りないと言われる。

[覚えているエピソード]
おかあさんから預かったお金は百円札だと思いこんでいたが、実は五百円札だった。
すし屋を出て、のれんでしょうゆを拭き家に帰るまでの道のりは別世界のようだった。
            
[物語の舞台となってる国・時代]
日本・昭和初期

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
国語の教科書の中の物語です。出版社、作者はわかりません。
駅から家までの帰り道、すし屋の前のまっすぐな道を歩いて帰る少年の後ろ姿の挿絵があったと思います。

[その他覚えていること何でも]
ありません。
これぐらいしか情報がありませんし、記憶もあいまいかもしれませんが
どうかよろしくお願いします。

28 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2005/12/25(日) 00:24:33 ID:CY1NzEYP
>27
おつりを間違える話で有名なものは、安岡章太郎の「幸福」です。

ただ寿司を食べる云々が「幸福」とはちょっと違います。
他の話が混じっていませんか?

ちなみに「幸福」は教科書に出てくる話としても有名です。

36 名前:(?_?)[] 投稿日:2005/12/26(月) 22:26:06 ID:zE4C2wH1
>28
安岡章太郎の「幸福」で間違いありませんでした!
ありがとうございました。長年の心のもやが晴れたようです。

これまたあいまいな記憶ですが、寿司を食べる云々は少年の空想の中の話で、悩みに悩んだ挙句、結局それをしないでお金を返しに行ったように思います。

あの本のタイトル教えて!(児童書板) 6冊目
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1134797744/27-36

現代文学名作選 単行本 – 2003/4
中島 国彦 (監修)
http://amazon.jp/dp/4625653045
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
心に残る読んでおきたい作品を厳選。中学校の教科書から消えた漱石・鴎外を読む。自分なりの書評がいつまでも保存しておける読書ノートを収録。時代を超えて生きる名作20選―日本にはこんな美しい物語があった。

http://amazon.jp/dp/toc/462565
坊っちゃん(夏目漱石)
山椒大夫(森鴎外)
あいびき(ツルゲーネフ
二葉亭四迷訳)
たけくらべ(樋口一葉)
武蔵野(国木田独歩)
鼻(芥川龍之介)
清兵衛と瓢箪(志賀直哉)
よだかの星(宮沢賢治)
山椒魚(井伏鱒二)
刺青(谷崎潤一郎)
セメント樽の中の手紙(葉山嘉樹)
夏の靴(川端康成)
桜の樹の下には(梶井基次郎)
名人伝(中島敦)
待つ(太宰治)
春の日のかげり(島尾敏雄)
幸福(安岡章太郎)
蛍川(宮本輝)
駝鳥(筒井康隆)
離さない(川上弘美)

現代文学名作選 (明治書院): 2003|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004091903-00

購読
通知
guest
0 Comments
Oldest
最新
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示