未解決:1981年頃読んだ。学研の科学と学習の夏に出る別冊、読み物特集号だと思うが、学習本誌だったかも。学研なのは間違いない。昔、小さな島での話。その島は、あまりに小さかったので、住んでいる人たちは、暮らしていくのが大変だった。ある日、島の近くに浮き島が現れた。島人たちは、団結して浮き島を引き寄せようとする。着ている服を脱いで帆にしてみたり、島の全ての草木を使って、長い綱を作り、全員でひっぱる。でもどうしても、うまくいかない。島人たちは落胆した。そんなある日、島の近くに別の島が現れ、始めの浮き島といっしょに近づいてくる。よく見ると二つ目の島は、大きな母さんくじらだった。母さんくじらは、島人たちが、どんなに土地を必要としているのか知っていた。そこで、浮き島にくくり付けられた綱をくわえて、島に向かって泳いできた。母さんくじらは、ついに、浮き島を小さな島に繋げた。が、力尽きて死んでしまう。死んだ母さんくじらのそばには、子くじらが悲しそうにいた。こくじらに「ごめんよう。ごめんよう」と島人たちが謝る。島人たちは、命と引き換えに島をくれた、母さんくじらに感謝し、その後、ずっとくじらたちにいわしを与えて暮らした。

895 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 23:39:08 ID:CB/lbEnX
[いつ読んだ]25年位前
[あらすじ]
昔、小さな島での話。
その島は、あまりに小さかったので、住んでいる人たちは、暮らしていくのが大変でした。
ところがある日、島の近くに浮き島が現れました。
島人たちは、団結して浮き島を引き寄せようとします。
着ている服を脱いで帆にしてみたり、島の全ての草木を使って、長い綱を作り、全員でひっぱたりします。
でもどうしても、うまくいきません。島人たちは落胆しました。
そんなある日、島の近くに別の島が現れ、始めの浮き島といっしょに近づいてきます。
よく見ると二つ目の島は、大きな母さんくじらでした。
母さんくじらは、島人たちが、どんなに土地を必要としているのか知っていました。
そこで、浮き島にくくり付けられた綱をくわえて、島に向かって泳いできたのです。
母さんくじらは、ついに、浮き島を小さな島に繋げました。が、力尽きて死んでしまいます。
死んだ母さんくじらのそばには、子くじらが悲しそうにいました。
島人たちは、命と引き換えに島をくれた、母さんくじらに感謝し、その後、ずっとくじらたちにいわしを与えて暮らしました。
[覚えているエピソード]
母さんくじらが死んだ描写で、こくじらに「ごめんよう。ごめんよう」と島人たちが謝ったのが心に残っています。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
学研の科学と学習の、夏に出る別冊、読み物特集号だと思いますが、学習本誌だったかも。
学研なのは間違いないです。もう一度読んでみたいんです。お願いします。

あの本のタイトル教えて!(児童書板) 6冊目
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1134797744/895

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