さねとうあきら「なまけんぼの神さま」(ナマケンボノカミサマ)

140 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2007/11/17(土) 22:35:38 ID:yJr4f6Vm
【いつ読んだ】
 1979~1981年ごろ

【あらすじ】
 どや街で育った小学生の「私」とその周辺の物語。転校してきたふくちゃん(名前に自信ありません)が
 またどこかに行ってしまいます。
 
【覚えているエピソード】
 はじめのほうで、どや街の由来→宿(やど)がひっくり返ったのではないか、
 つまりは宿とは言えないようなところ・・・、というような説明あり。
 物語の半ばで、小学校の臨海学校に行くことになり、まだおねしょ癖のあるふくちゃんは
 寝るときだけおむつをした。それはふくちゃんと先生と「私」だけの秘密。
 「私」のお母さんが、勤め先でふくちゃんとそのお父さんにおでんを振舞った日から
 図々しく毎日「振舞われ」に来るようになる。「私」はたまらなくなり、ふくちゃんに
 「もう来ないで」と言ってしまい、その後、ふくちゃんとお父さんはどや街から姿を
 消してしまう。
 大人になった「私」、どや街に育ったこともあり、ちゃんとした職にもつけず
 お母さんの勤め先を手伝うことになり、そこに同年代の女性が一人で入ってくる。
 帰り際にその女性がふくちゃんと同じ口癖を言ったので「私」が、
 「あなた、ふくちゃんでしょ?」と尋ねるが女性は「あたしの名前は○○よ」と
 別名を告げてどこかに去っていく。

【物語の舞台となってる国・時代】
 日本のどや街

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
 先生の読み聞かせのため、全く不明です。

【その他覚えている何でも】
 最後はやや暗くなりがちですが、物語の途中は、じゃりんこチエみたいに
 「私」とその周辺が快活に生き生きとしたものだったと思います。
 小学校4年と6年の先生(同一人物)の読み聞かせだったので、多分小学校高学年向けの
 児童文学だと思います。

 もう一度読みたくて、約25年間、気になっています。 
 お願いいたします。

142 名前:ですな(10☆3687)[sage] 投稿日:2007/11/17(土) 23:23:10 ID:nWbQV4cF
>>140
さねとうあきら「なまけんぼの神様」ですな

143 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2007/11/18(日) 00:12:34 ID:9JPSMQ0z
>>142 ですな(10☆3687)様

そうです!「なまけんぼの神様」です!!
記憶違いの文章も多々あったにもかかわらず、教えていただいて本当にありがとうございました!
図書館を巡ったり、児童書にくわしいという書店に行ったり、当時の先生に聞いたり、
灰谷だったかもと読み込んでみたり・・・、継続的にではありませんが今までの
努力(?)が走馬灯のようによみがえってきました。
本当にありがとうございましたm(__)m

http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1192631127/140-143

なまけんぼの神さま (日本の創作児童文学選)
http://www.amazon.co.jp/dp/4251063813

http://id.ndl.go.jp/bib/000000795549

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