田村理江 (タムラリエ)「また、あした」

567 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 02:55:33 ID:Rg6AMksD
【いつ読んだ】
十年くらい前、図書館で手に取ったものです。

【物語の舞台となっている国、時代】
現代の日本、都会あるいは都市近郊

【あらすじ】
町中のとある学校の一クラスの風景を、
主人公が持ち回り形式の短編連作で描いていました。
10話くらいはあったと思います。
主人公たちは小学校6年とか、中学生くらいだったと思います。

【覚えているエピソード】
・最初の話は東北(?)から来た転校生が最初冴えないと敬遠されていたのが、
ファッションか何かを変えたことでクラスに溶け込むことができたお話。
・レンタルビデオ店の息子の話。よく客に来る中年のおやじにいつも
接客態度などで文句を言われてムカッとしていたが、ある日そのおやじが
低姿勢で接客してる(謝ってる?)のを見て、ムカつかなくなった。
・クラスで大人びてるとして一目置かれている女の子が、実は背伸びしていて
上の世代(高校生くらい?)からは相手にされてなかった。ディスコだかクラブだかで
はっきり迷惑がられて悔し泣きしてる場面をクラスメイトに目撃され、
慰められたことをきっかけに、クラスになじんでいく。

ほかにもありましたが、はっきり覚えていません。上も正確ではないと思います。

【本の姿・装丁・挿絵】
ハードカバーでクリーム色っぽい装丁だったと思います。
絵はあたたかいような、さびしいような、ぼんやりした感じの絵だったと思います。

【その他】
タイトルが「窓の明かり」、とか「灯」そんな言葉が入っていたような気が
しましたが、NDLではそれらしいものが出てきませんでした。
短編のタイトルだったのかもしれません。

628 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:09:40 ID:dlaq97NX
567です。自己解決しました。
探していたものは田村理江『また、あした』でした。
タイトルに関する記憶は同じ著者の『うす灯』と混同していたようです。
また、主人公たちは中学2年生であり、
冒頭の話と記憶していたのは、途中のエピソードから
勝手に作り上げていたものでした。

昔のこととはいえ自分の記憶力の悪さに赤面する思いです。
探してみてくださった方、ありがとうございました。

629 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:30:42 ID:ZuXQv1Xj
>>628
見つかってよかったね!

あの本のタイトル教えて!@児童書板11冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1233574387/567-629

また、あした (偕成社コレクション) 単行本 – 1996/4
田村 理江 (著), 吉川 聡子 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4037441306

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
中学二年の春―ぐうぜんいっしょになったクラスメイトたち。あしたはきっと、少しだけ大人になっている。だから「また、あした」同じ教室で…それぞれの十四歳、めぐる四季。
内容(「MARC」データベースより)
偶然一緒になったクラスメイトたち。明日はきっと少しだけ大人になっている。学級委員でしっかりした綾子、今の自分を変えるためイギリス留学を考える文也、賑やかな男子生徒たち…。それぞれの14歳をめぐる四季。

http://id.ndl.go.jp/bib/000002483519
あらすじ 東京の高層ビルが林立する新宿区の中学校に渡辺麻衣が転入してきた。学級委員の大島綾子、中学2年の学習雑誌の表紙のモデルになりそうな修一郎、細く小柄な文也達を描いた長編小説。 (日本図書館協会)
中学二年の春,偶然一緒になったクラスメイト達。明日はきっと少しだけ大人になっている。だから〈また,あした〉同じ教室で…。 (日本児童図書出版協会)

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