ヴァルター・メアス『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生』

669 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2019/03/08(金) 16:08:13.40 ID:HVZyijFU
【いつ読んだ】
・10年前ぐらい
【物語の舞台となってる国・時代】
【翻訳ものですか?】
・記憶が正しければ翻訳された本
【あらすじ・覚えているエピソード】
・くま(?)が主人公 SF、ファンタジー
・主人公の冒険を追っていく話
・目的地に行くために谷を通りたいが、寝ている巨人の頭が邪魔で通れない。
そのため寝ている巨人の耳から脳の中に入り反対側の耳から出ることにする。
脳の中を通る道すがらお金を得るために巨人の夢を作る仕事に就く。
成功を収めるものの、調子に乗って怖い夢を作ってしまい恐怖により巨人が起きてしまう。
(脳みその中では伝達物質的な物が通貨として利用されていた)(主人公以外の人物は元から巨人の脳で働いている)
(巨人の夢は脳みその中にある巨大なスクリーンに映し出され、脳みその中で働く人たちはそれを一種の娯楽として楽しんでいる)
・巨人の巨大な尻毛(汚い)に掴まったりする
・森を通り抜けようとすると自分の体より大きい蜘蛛と鉢合わせ、食べられそうになる。
主人公は必死で逃げるが蜘蛛もなかなかの速さで追ってきて、最終的に持久戦になる。
しばらく逃げているうちにランナーズハイに突入してしまい、景色が極彩色に見える。
・物語の最後あたりへんで楽園のような島に到達する主人公。
食べ物は楽に手に入るしとても美味しい。
そこでしばらく過ごしていたせいで太ってしまう。
一時はここで暮らしていきたいとさえ思っていたが「島自体が生き物であること」「島の目的はそこに訪れた旅人を肥やして最終的に食べること」という真相にたどり着き、命からがら島を脱出する
(この時誰か脱出を手伝ってくれるような人がいた)
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
・ハードカバーの分厚い本
【その他覚えている何でも・解決のためにやったことなど】
・小学校の図書室のファンタジーの棚に置いてあった本だった
・章が始まったときの一番最初の文の先頭の文字が他の文字の三倍ほど大きい
・主人公がランナーズハイに陥ったとき、文章が普通のレイアウトではなく、ぐるぐると渦を描くように配置されている。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 20冊目
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1514624373/669


当記事のコメント欄でポーチュラカ様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生 上 単行本 – 2005/1/15
ヴァルター・メアス (著), 平野 卿子 (著)
http://amazon.jp/dp/4309204201
表紙画像有り

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784309204215
キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生 Moers, Walter(著) - 河出書房新社
キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生 巻次:中
Moers, Walter(著)平野 卿子(訳)メアス ヴァルター(著)
発行:河出書房新社
縦220mm
240ページ
ISBN 13
9784309204215
ISBN 10
430920421X
出版者記号
309
初版年月日
2005年3月
紹介
ブルーベアは二十七の人生を生きる。その半分、十三と二分の一をぼくはこの本で明かそうと思う。そのほかについては語るまい…。森のクモ女から逃れたと思いきや、「次元の穴」にまっさかさま。ナイチンゲールの8の輪を通り、ブルーベアのさらなる冒険は続く!大好評、壮大なファンタジー第二弾。

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灰谷健次郎(はいたにけんじろう)『我利馬(ガリバー)の船出』(ガリバーのふなで)

370 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2015/01/04(日) 21:25:31.43 ID:kNMbUrxm
いつ読んだ】
20~25年ほど前
【あらすじ】
貧しい境遇で育った主人公が、手作りの筏か船で旅に出る。現代日本版ガリバー旅行記のようなお話。
【覚えているエピソード】
たどり着いた巨人の国で女の子の巨人と親しくなる。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバー
【その他覚えている何でも】
ガリバー旅行記と同様に風刺があったような気がします。(同和問題?)

371 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2015/01/04(日) 21:46:16.96 ID:YTDYrTwo
>>370
灰谷健次郎「我利馬(ガリバー)の船出」ではないでしょうか。

372 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2015/01/04(日) 21:50:20.68 ID:kNMbUrxm
>>371
おお!それです。著者が有名だったと記憶してましたが、灰谷さんでしたか!
日本版ガリバーなどでぐぐっても見つからなかったので、記憶違いを疑ってました。
有難うございます

あの本のタイトル教えて!@児童書板 17冊目
http://peace.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1405959838/370-372

我利馬(ガリバー)の船出 (角川文庫) 文庫 – 1998/11
灰谷 健次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/404352014X
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
生まれ変わりたい、自分を取り巻く家庭や社会から解放されて、自由に生きたい―幼い頃からそう望み続けてきた十六歳の少年・我利馬は、自作のヨットでこの国を離れる決意をした。貧しい生活の中で何とかヨットを完成させた我利馬は、家族の誰にも告げずにたったひとりで航海へと出発する。さまざまな苦難の末、我利馬がたどりついた場所とは?自立への道を模索する少年の姿を描いた長編。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010702699-00
タイトル 我利馬(ガリバー)の船出
著者 灰谷健次郎 作
著者 太田大八 絵
著者標目 灰谷, 健次郎, 1934-2006
著者標目 太田, 大八, 1918-2016
シリーズ名 理論社の大長編シリーズ 復刻版
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 理論社
出版年 2010
大きさ、容量等 319p ; 21cm
ISBN 9784652005477
価格 2400円
JP番号 21715010
NS-MARC番号 110256600
別タイトル 我利馬の船出
版 復刻版
出版年月日等 2010.1
NDLC Y8
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
要約・抄録 少年はどん底の暮らしの中、遠くの夢の国に憧れていた。掘っ建て小屋のおっさんのもとで造った「我利馬号」に乗って、独り船出する。過酷な航海の果てに、少年がたどり着いたのは…1986年刊行の復刻。 (日本図書館協会)
要約・抄録 少年はどん底の生活を抜けだそうと船を造り,大海原へ。過酷な航海の果てに漂着したのは驚異の島だった…。スケールの大きな感動作。 (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語