モニカ・ヒューズ『リングライズリングセット』

251 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2011/10/22(土) 22:28:55.53 ID:yq0Y7jxk
【いつ読んだ】20年くらい前
【物語の舞台となってる国・時代】
未来の外国(宇宙と地上)
【あらすじ】
宇宙で産まれた女の子が、最先端な生活を捨て、原住民(狩りをして生きている部族)でいきることを決意する
【覚えているエピソード】
・(宇宙では)住んでいる宇宙船?コロニー?にアルファベットがついていて、産まれた子はそのアルファベットで始まる名前をつけなくてはならない(Aで産まれたらアルフレッド、Nならナンシーのように)
・地上でくらす部族の長老に、「生まれが違うのに、なぜ自分達(の部族)に?」と聞かれ、「卵は母鳥から見れば子供、人間から見たら食べ物である。自分も同じで見方をかえれば(ry」
(*卵のたとえじゃなかったかもしれないけど、この様な趣旨)
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバーで、表紙は毛皮を着ている女の子だったような。

【その他覚えている何でも】
・話の最初の方で、住んでいる施設(船だかコロニーだか)の偉い人に呼び出されあわててシャワーを浴びて着替えをするが、靴のストラップが壊れた(壊れていた?)ので無断で友人(ルームメイト?)のリボンをつかって足にくくりつける(後でばれ、友人に怒られる)
・部族の住んでいるのは、寒いところ(今の世界でいったらアラスカや南極のような、雪と氷の世界)

よろしくお願いします。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 14冊目
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1312560424/251

リングライズ リングセット (ジュニア・ライブラリー) 単行本 – 1987/1/1
モニカ ヒューズ (著), 野原 幸夫 (イラスト), 山田 順子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4841604898
内容(「BOOK」データベースより)
地球をとりまく巨大な環は、氷河期がふたたびやってくることを意味するのだろうか?赤道上に形成された不透明な環は、南北両極にとどく太陽エネルギーを80パーセントもカットしている。早く手をうたなければ、全世界は氷にうもれてしまう…。人々は“シテイ”にとじこもり、共同生活をしながら対策を研究していた。15歳の少女ライザは、シティでの抑圧された単調な生活がたえられなかった。先のことなどなにも考えずに、無鉄砲な冒険にのりだしてしまうライザ。この冒険が、彼女の運命を左右することになろうとは、ゆめにも考えず―。カナダの人気SF作家の、ガーディアン賞候補作。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001841834-00

タイトル リングライズリングセット
著者 モニカ・ヒューズ 作
著者 山田順子 訳
著者 野原幸夫 絵
著者標目 Hughes, Monica
著者標目 山田, 順子, 1948-
著者標目 野原, 幸夫, 1952-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 佑学社
出版年月日等 1987.2
大きさ、容量等 194p ; 23cm
ISBN 4841604898
価格 1400円 (税込)
JP番号 87019291
出版年(W3CDTF) 1987
NDC(9版) 933 : 小説.物語
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

管理人のコメント:
この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/443-446
まとめ記事:モニカ・ヒューズ『リングライズリングセット』
http://konohoni.wp.xdomain.jp/?p=8147
2013年8月に一般書籍板で解決した本に似ていると思い、現物を確認したところ、モニカ・ヒューズ『リングライズリングセット』でほぼ間違いないのではと思われました。

違う点
・住んでいるところは、宇宙ではなく、氷に埋もれそうになっている地球。人々は「シティ」という場所に閉じこもり、研究をしている。

一致している点
・表紙
・主人公のライザは「シティ」の人間から「エコー」と呼ばれている、狩りをして暮らしている民族と生きることを選ぶ。
・ビックス長官に「すぐに熱いシャワーをあびて、冬の制服に着がえなさい。きっかり十五分後、わたしのオフィスにくるように」(p.13)と言われる。サンダルのストラップが壊れていて、ルームメイトのレッティのリボンを使う。後でレッティに怒られる。(p.23)
・エコーの中心的人物の老人に、「ひとりの人間が、同時にふたりの人間になど、なれるものか?」と聞かれ、ライザは答える。
「ライチョウがたまごを抱いている時、そのたまごの殻の中には、もう一羽のライチョウがいると決まっていますね?(中略)ですが、春にたまごを集める子どもたちにとっては、たまごは今日のごちそうを約束しているのであって、その月に孵化するライチョウではありません。では、たまごを見て考えることの一方が正しくて、一方がまちがいなのでしょうか?」(p177)


 

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