575 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 17:40:43.85 ID:TfGQtX8o
【いつ読んだ】
今から10~7年前くらいだと思う。図書館で。
【物語の舞台となってる国・時代】
日本・異世界 時代は多分特に指定はなかった
【あらすじ】
主人公の少年が猫に誘われて別の世界へ
戻るためにいろいろ冒険して、最終的に戻れる
別世界で仲良くなった女の子は、実は過去の自分の母親だった
【覚えているエピソード】
主人公の名前は「なお」。漢字は尚だと思う。猫が「なーお、なーお」って鳴いて尚を呼んだ。
ある屋敷では鈴を持った魔女みたいなやつに、猫に変身させられてしまった子供たちが飼われている。
みんな首に鈴をつけていた気がする。ある条件下でだけ人間に戻れた気がする。
千里眼をもつ山姥みたいなやつに、目を洗ってくれと頼まれて目を渡され、そのまま逃げる。
女の子と仲良くなるが、もとの世界に尚が帰る際に別れる。帰ってきて母親と出会い、あの女の子が母親の過去だったと気づく。
気づくきっかけはハンカチ。
あってるかはわかりませんが、だいたいこんなことがあったように思います。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
1.5センチ幅くらい? 表紙は白系だった気もするが、不確か。ハードカバー。
心当たりがあれば教えて頂きたいです。宜しくお願いします。
あの本のタイトル教えて!@児童書板 14冊目
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1312560424/575

かくれ山の冒険 (PHP創作シリーズ) 単行本 – 2000/10/1
富安 陽子 (著, イラスト)
http://amazon.jp/dp/4569682464
表紙画像有り
富安陽子 作・画. かくれ山の冒険, PHP研究所, 2000.10, (PHP創作シリーズ). 4-569-68246-4.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002931552
管理人のコメント:
『かくれ山の冒険』で間違いないと思います。
・主人公は尚という少年。
・「ナアァーオォ」という猫の鳴き声が聞こえ、名前を呼ばれた気がした。鳴いていたのは真っ黒な猫だった。(p9)
・森の中で道に迷った尚は、屋敷をみつけた。(p12-18)
・屋敷からとてもきれいな女の人が出てきた。(p20)
・家の中には、8匹の猫がいた。(p21)
・尚は警戒していたが、結局家に入れてもらうことになった。(p25)
・きれいな女性は自分を猫夫人と呼ぶように言った。(p28)
・尚が泊まった部屋に猫夫人の飼い猫が現れ、しゃべった。真っ黒な猫の正体は猫夫人で、スープを飲むと猫にされてしまうと言った。8匹の猫はみんな人間の子供。朝、太陽がのぼると人間の姿に戻る。(p32-36)
・天狗の隠れ蓑を手に入れた尚は、山姥の目玉を奪って、引き換えに猫夫人の弱点を聞いた。弱点はひすいのブローチだった。(p78-94)
・屋敷につかまっている女の子の名前はとき子といった。尚のお母さんと同じ名前だ。(p154)
・尚はブローチに雷の剣(いかづちのつるぎ)を振り下ろした。(p169)
・猫夫人は猫になり、悲しげにないて黒いけむりになって消え失せてしまった。
・捕まっていた子供たちがやってきた年代は別々だった。昭和二年にさらわれた子もいれば、昭和十年にきた子もいる。(p176)
・尚はとき子にハンカチをもらう。(p179)
・もらったハンカチをよく見ると、松村季子と記されていた。松村はお母さんの旧姓だった。(p187)