688 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:04/11/06(土) 19:59:31 ID:YCqAcR0X
顛末事スレッドより誘導されて参りました。
小学生の頃(約20年前)、授業中に先生に読んで貰った小説(教科書では無い)なのですが、
おぼろげながらしか内容を覚えておらず、題名も知らずに今まできました。
どなたか題名と作者をご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。
覚えている内容:
どうやら作家の自伝らしく、私が読んで貰ったのは子供の頃の話らしい。
ただ半生の中の子供の頃の話だけを抜き出したのか、独立した短編小説なのかは不明。
時代は戦後の貧しい時代で、中心となっているのは母親のこと。
母親はボロボロのズック靴を履いて保険の勧誘か集金をして一家を支えている。(父親はいない?)
貧乏な家庭で教科書が買えないので、教科書を持っている子から借りてきて
母が夜なべで「布」に文字を縫いつけて教科書の変わりに主人公(作者)に持たせるが、それを出すのが恥ずかしく、
いつも隣の子の教科書を見ていた。
最後(その章の終わり?)は母親が今日もボロボロのズック靴を履いて道で主人公(作者)に
白い歯を見せ笑いかける