立原えりか(たちはらえりか)『まぼろしの祭り』(まぼろしのまつり)?

454 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2005/03/28(月) 20:15:35 ID:YMUjpS6b
質問です。
読んだ時期は25年ほど前、場所は小学校図書館でした。
本の装丁は新書サイズくらいだったと思いますがあやふやです。
挿し絵は入っていましたが、カラーではなかったように思います。

○クッキーの大好きな王様のお話、お妃様を迎えることになったが
クッキーが好きなのでお妃さまもクッキーで焼く。(クッキー製)

○ドールハウスのような小さなお城が出てくる話、お城の中にはゼンマイ仕掛けの小さなお人形達も動いていて、(首切り役人もいる)綺麗な言葉をいくつか口にする。
(首切り役人と、口にされる綺麗な言葉とのギャップが印象的でした)

この2つのお話が同じ1冊の本だったのか、同じ全集のシリーズ
だったのかが少しあやふやなのですが。
よろしくお願いいたします。

あの本のタイトル教えて!(児童書板) 4冊目
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1105100365/454


管理人のコメント:
立原えりか『小さな恋物語』
http://juvenile5.s322.xrea.com/?p=11610
この質問の回答にあるように、お妃さまをクッキーで作るのは「おきさきさまはビスケット」でほぼ確定なので、国立国会図書館サーチで「おきさきさまはビスケット 人形」と検索したところ、『まぼろしの祭り』が出てきました。出版は1975年で、条件に合っているようです。小さなお城が出てくる話は「人形の城」、もしくは「お人形たちは夜」かもしれません。


まぼろしの祭り―立原えりか童話集2 (角川文庫) 文庫 – 1981/10
立原 えりか (著)
http://amazon.jp/dp/4041393027
表紙画像有り
少年と少女の初恋を、秋祭りの夜にみえたまぼろしのようにはかなく、美しく描いた表題作「まぼろしの祭り」。ビスケットが大好きな王さまと、もとはビスケットだったおきさきさまの結婚から、たくみな諷刺とユーモアで愛の本質を語る「おきさきさまはビスケット」。百獣の王ライオンがヒゲを失った時、位までも失い、国を追われて小さな花たちと一緒に暮らすまでを、限りないやさしさと自由な空想で描いた「花くいライオン」等、15篇を収録。繊細でナイーブな心の目に写る世界を、星や花のことばにたくし、本当に美しいもの、大切なものをつづる魅力あふれるメルヘン集。

『まぼろしの祭り 立原えりか童話集II(立原えりか)』 投票ページ | 絶版・レア本を皆さまの投票で復刻 復刊ドットコム
https://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=10594
目次有り

まぼろしの祭り (角川書店): 1975|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I078310589-00

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