桜井信夫(さくらいのぶお)『地下別荘の十日間』(シェルターのとうかかん)

108 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/01/16(月) 03:40:09 ID:ABrrtJ03
SF板から誘導されて来ました。

[いつ読んだ]
10年ほど前、小学校の図書室です。
[あらすじ]
核爆弾が炸裂、いくつかの家族が核シェルターで生活することに。
[覚えているエピソード]
「練習じゃないから、犬は一緒にいれてあげられないの。」
「長野や新潟のほうは、まだ残っているかも知れないじゃないか!」
チョコとジュースを回し飲み。
黒い雨
防護服が裂けていた。
 
断片的でスミマセンorz

[物語の舞台となってる国・時代] 日本、近未来?
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバー、挿絵有り
[その他覚えていること何でも]
 読んだ当時でも、少々本が古かったので、実際に発売されたのはもっと昔かもしれません。

宜しくお願いします。

272 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/02/11(土) 02:27:42 ID:K/C58rcc
>>108
その本、私も読んだ事あるかも・・・でもタイトルが思い出せないのです。
それだもんで、私が覚えているエピソードを書きますので、同じ本かどうか情報下さい。
1.舞台は日本の地方都市。主人公は金持ちの子供で少年。核戦争が始まったので、数家族で親父の作ってた核シェルターに入ることに。
2.シェルターには同年齢の少女がいて仲良くなる。(もしかしたら元々仲良かったかも)
3.外の世界は全滅。親父を始め大人はエゴ丸出しで、助けを求める外の人々を見捨てる。そうまでして折角生き残ったのに、大人たちは次第に対立を深め、とうとう殺し合いを始める。
4.生き残ったのは主人公の少年少女と、家庭教師?とメイド?の若者カップル(この人らはいい人)の4人のみ。
5.残留放射能がなんとか下がったので、4人はシェルターを出て他の生き残りを探す旅に出る、でエンド。

一番印象に残っているのが、ラスト、シェルターを出て旅を始めた時。
便意をもよおした主人公に家庭教師のお兄さんがトイレットペーパーを丸ごと渡し、
「恥ずかしがるな、これからは野グソを平気でできるようにならなきゃダメなんだ、俺もするから(女の子らに)君らも順番にウンコしなさい。」
という主旨の事を言うシーン。

>>108さん、同じ本でしょうか?

273 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/02/11(土) 03:38:08 ID:K/C58rcc
>>108

「地下別荘(シェルター)の十日間 」 桜井 信夫著かも。

あの本のタイトル教えて!(児童書板) 6冊目
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1134797744/108-273

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管理人のコメント:
確認したところ、『地下別荘の十日間』で間違いないようでした。
殺し合いは起きず、大人の二人は病死で他は脱出か自殺でした。外の人を見捨てる具体的なシーンは無いようです。
少女は妹で、犬をかわいがっていました。
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地下別荘(シエルター)の十日間 (原爆児童文学集 (27)) 単行本 – 1985/12
桜井 信夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4811370260

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001838005-00
タイトル 地下別荘の十日間
著者 桜井信夫 作
著者 高橋透 絵
著者標目 桜井, 信夫, 1931-2010
著者標目 高橋, 透, 1939-
シリーズ名 原爆児童文学集
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 汐文社
出版年 1985
大きさ、容量等 195p ; 22cm
ISBN 4811370260
価格 1100円 (税込)
JP番号 87015460
出版年月日等 1985.12
NDC(9版) 913 : 小説.物語
要約・抄録 運動会の朝、登校途中だった邦彦は、家へ帰って来いと命令され、すぐ地下のシェルターに入れられる。原爆を落され、人びとが死にたえた中での生活を描く。 (日本図書館協会)
要約・抄録 数分のちに核爆弾が首都圏上空でさく裂するとの緊急連絡で,田上邸の地下別荘に避難した13人には何が待ちうけていたのか? (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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