テア・ベックマン「パパのいない転校生」(パパノイナイテンコウセイ)

540 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2009/07/01(水) 00:43:36 ID:trwNE3dN
よろしくお願いします。

【いつ読んだ】
90年頃、図書館の蔵書でした

【物語の舞台となってる国・時代】
外国、多分ヨーロッパだと思います。婚外子差別が当たり前の時代

【あらすじ】
少年のクラスに来た転校生の少女は母親と二人暮らしで、
父は南米(かアフリカあたり)に赴任して
ダム建設を指揮している技師か建築家ということだったけど
実は少女は父なし子、未婚の母の子だった。
後半で本当に南米から父親がやって来て母にプロポーズするが、
彼女達を愛しているためではなく、彼女達は存在すら知らなかった
正妻(母を捨てた後に結婚したらしい)が死んで
幼い兄弟を抱えての生活に苦労しているから
身の回りの面倒を見てくれる人が欲しかっただけということがわかる。
実は南米に行ったきりではなくそれまで何度も帰国していたのに、
正妻や子供達と幸せに暮らしている間は少女達に帰国も知らせず
たずねて来たことがなかった。

【覚えているエピソード】
作者は外国人で翻訳ものでした。
少年の母親は掃除婦として雇っていたおばさんが離婚したと知るや即解雇。
時代背景か宗教的理由か、離婚や未婚の母は
反社会的で信用のならない女だという認識が普通で、
少女が婚外子と知ると少年にあの子に近づいてはいけないと諭す。
主人公やクラスの少年が外国の切手を集めていました。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバー
721 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2009/08/21(金) 12:26:49 ID:JCcXtYUh
>>540
恐らく「パパのいない転校生」テア ベックマン

779 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/09/07(月) 01:28:05 ID:IT5TOQtL
>>721
遅くなってしまいましたがありがとうございました、
検索してみたらその本でした。

あの本のタイトル教えて!@児童書板11冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1233574387/540-779

パパのいない転校生 (ジュニア・ライブラリー) 単行本 – 1986/6
テア ベックマン (著), 喜多 迅鷹 (イラスト), 笹川 真理子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4841604863
内容(「BOOK」データベースより)
アルベルト‐ヤンのクラスにやってきた転校生は、早々から注目を浴びた。長い髪にきれいな灰色の目の女の子。モニークの作文「わたしの父はリオデジャネイロのエンジニア」は、ほめられ、みんなの前で読まれた。ところが―私生児だから、父親へのあこがれは人一倍強いけれど、しっかり者の母親とふたり、ふつうにくらしてきた、利発な少女モニーク。ある日とつぜん、実の父親がブラジルからやってきて、ふたりに、いっしょにくらそうと申し出る。ゆめのようなことに、わくわく胸ときめく一方で、とまどいゆれ動く母娘。おとな社会へするどい目を向け、真摯に生きようとする、少年と少女の日記。

http://id.ndl.go.jp/bib/000001857537
あらすじ ヤンのクラスにモニークという転校生がやってきた。ヤンは長くて濃いモニークの髪の毛に魅せられ、なんとかしてガールフレンドになってもらおうとする。 (日本図書館協会)

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