灰谷健次郎(ハイタニケンジロウ)「島物語」(シマモノガタリ)

169 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/04/03(金) 00:18:30 ID:OfihlOKT
【いつ読んだ】約10年前くらい
【舞台】日本。離島?に住んでた家族(父、母、姉、主人公だったはず)が
島を離れて少し離れた都会に引っ越す話だったと思います
引っ越し先は船で島の学校に通うことができなくもない距離
【あらすじ】上の【舞台】に書いたくらいしかわかりません
【エピソード】
・ひよこか何かが死んでしまい「姉ちゃんのせいだ」と姉にあたった主人公に
父が、「おまえはそれでも人間の子か」のようなことを怒鳴る。
父がこう言うときは本気で怒っているとき。
その後主人公は土器のかけらか何かに姉のきれいな字で
「ひよこの墓」と書かれた墓を見つける

・島から家出?してきたかつての同級生を家にかくまうような話がある

・姉が網走がどうのこうの~と言うシーンがあり母がそれを網走の人に失礼だと咎める

本当にうろ覚えですみません。
読んでいた時期も曖昧ですが、恐らく
『びりっかすの神様』『金色のくじら』などと同じ頃に読んでいたと思います。

170 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2009/04/03(金) 04:16:45 ID:HaOFXYBm
>169
灰谷健次郎の「島物語」のような気が。
都会から島に引っ越してくる話ではあるけれど。

171 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/04/03(金) 20:37:47 ID:OfihlOKT
>>170
検索したらそれっぽかったので本屋行ってきます
ありがとうございました

あの本のタイトル教えて!@児童書板11冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1233574387/169-171

島物語〈1〉 (角川文庫) 文庫 – 2000/8
灰谷 健次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4043520255
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
急に引っ越すなんて無茶苦茶や!小学4年生のタカユキと姉・かなの反対をよそに、「田舎でたくさんのいのちに囲まれて生きたい」と考える絵描きの父親は、一家揃って島への移住を決意した。都会で暮らした家族には不安いっぱいで始まった島の生活。だが、畑での格闘、ヒヨコの誕生と死、魚採り、などなど、心ときめく体験を経てタカユキはたくましく成長してゆく。島に暮らす人々、友達、家族の心温まる交流を交えて描く、自然といのちの物語。

はだしで走れ―島物語1 (島物語 1) 単行本 – 1983/6
灰谷 健次郎 (著), 坪谷 令子 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4652046022
表紙画像あり

はだしで走れ―島物語1 (1983年) - – 古書, 1983/6
灰谷 健次郎 (著), 坪谷 令子 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B000J7EU4Q

島物語 (全集版 灰谷健次郎の本) 単行本 – 1989/1
灰谷 健次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4652020562
内容(「BOOK」データベースより)
親たちが海峡を越え島へと翔んだとき、ぼく反対、ねえちゃん家出と、大事件だ!灰谷文学に潜むユーモア羽ばたく家族小説。

島物語 (全集版 灰谷健次郎の本) 単行本 – 1989/2
灰谷 健次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4652020570
内容(「BOOK」データベースより)
面白さが面白さへとエスカレートして、子どもと大人の愉しい交歓に明け暮れる。灰谷文学ならではの微笑(ほほえみ)交響楽ついに完結。

灰谷健次郎・島物語 全5巻 単行本 – 2002/3
http://amazon.jp/dp/4652092156

イーニッド・ブライトン[エニード・ブライトン][エニッド・ブライトン]「こちらおなじみ探険隊」シリーズ[「フェイマス・ファイブ」シリーズ]

168 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2005/07/20(水) 22:28:14 ID:K6eR0gan
[いつ読んだ]20年前ぐらい
[あらすじ]夏休みを利用して親戚の家に遊びに来た3兄弟(兄、弟、妹)はその家のイトコと仲良くなる。
イトコの秘密の遊び場である小島に連れていってもらったりして楽しい日々を過ごすが、ある日その島に悪者がやってきて…、というようなお話。
[覚えているエピソード] イトコは女の子だが女らしくすることを嫌い男の子の格好をしている。
親に内緒で可愛がっている犬のことを3兄弟にだけ教えるが、末の妹がうっかり親のいる前でその話をしそうになりイトコが末妹の向こう脛を思いっきり蹴り上げる。
犬を処分しようとする親に反発して秘密の小島に犬を隠すことにした4人。
小島にやってきた悪者(盗んだ物を小島に隠す為だったような…)の手から逃れるため、知恵をしぼり協力しあう4人。
[物語の舞台となってる国・時代]どこか分からないけど外国で現代。 親戚の家は海辺。

こんな感じですが、心当たりのある方よろしくお願いします。

169 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2005/07/21(木) 00:25:21 ID:Abno99Qw
>168
エニド・ブライトン「こちらおなじみ探検隊」(佐伯紀美子訳)じゃないかなあ。
「こちらおなじみ探検隊 それいけ!宝島へ」が正式なタイトル。
男の子っぽい女の子は本名ジョージーナで、自分をジョージと呼ばせたがってませんでした?
あと、男たちが隠そうとしていたものは「インゴット」じゃありませんでしたか?

「それいけ~」はポプラ社文庫から1986年に出ましたが、現在絶版です。

171 名前:168[sage] 投稿日:2005/07/21(木) 00:50:50 ID:6KekzFmf
>>169
それです!
検索してみてシリーズ物だってことを今知りました。それいけ!しか読んだことがなかったのでシリーズ作品をさがす楽しみも出来ました。
ありがとうございます!

173 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2005/07/21(木) 01:00:55 ID:nWrqRWGA
>168
マメ知識~。 
「おなじみ探検隊」、現在「フェイマス・ファイブ」として実業之日本社から刊行中みたいです

174 名前:168[sage] 投稿日:2005/07/21(木) 01:14:06 ID:6KekzFmf
>>173
訳者が違うんですね。1作品で2度楽しめるかも。お、お得!

http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1119772219/168-174

こちらおなじみ探険隊 それいけ!宝島へ (ポプラ社文庫) 新書 – 1986/5
エニド ブライトン (著), ゆーち みえこ (イラスト), 佐伯 紀美子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4591022781
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
めざせ宝島!とびだせおなじみ探険隊―おちゃめなふたごの作者によるスリルいっぱいの物語

こちらおなじみ探険隊 謎のシグナルをさぐれ! (ポプラ社文庫) 新書 – 1988/7
エニド ブライトン (著), ゆーち みえこ (イラスト), 佐伯 紀美子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4591028488
表紙画像有り

秘密の迷路をさがせ!―こちらおなじみ探検隊 (ポプラ社文庫) 新書 – 1987/11
エニド ブライトン (著), ゆーち みえこ (イラスト), 佐伯 紀美子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4591026507


フェイマス・ファイブ―宝島への大冒険 単行本 – 2003/12
エニード ブライトン (著), Enid Blyton (原著), 真方 陽子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4408395447
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「MARC」データベースより)
4人の少年少女と1匹の犬が、無人島で秘密の大冒険。そこで見つけたものは…。60年にわたって読み継がれ、世界各国で大人気の、手に汗を握る冒険ストーリー。

フェイマス・ファイブ 島にいるのはだれだ! 単行本 – 2004/11
エニード ブライトン (著), Enid Blyton (原著), 真方 陽子 (翻訳), 真方 忠道 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4408395668
表紙画像・なか見!検索有り
内容紹介
無人島や、不思議な屋敷を舞台に四人の少年少女と一匹の犬がくりひろげるドキドキ&ワクワクの冒険物語!
世界中でベストセラーとなったエニード・ブライトンの超人気作品が登場!
ハリー・ポッターの原作者、J.K.ローリングも幼い頃に読んでいたジュニア向けミステリーシリーズ。キリン島でキャンプ生活をはじめた。彼らは古い難破船で見慣れないトランクを発見した! この島にだれか来たらしい。密輸の取引か、それとも……。子どもたちの大活躍が始まる!
内容(「BOOK」データベースより)
キリン島でキャンプ生活をはじめたジョージ、ジュリアン、ディック、アン、そして犬のティモシー。彼らは古い難破船で見慣れないトランクを発見した!この島にだれか来たらしい。密輸の取引か、それとも…。子どもたちの大活躍が始まる。

フェイマス・ファイブ サーカス団の秘密 単行本 – 2004/12
エニード ブライトン (著), Enid Blyton (原著), 真方 陽子 (翻訳), 真方 忠道 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4408395692
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
いよいよ夏休み、今回はジョージと愛犬のティモシーが、いとこのジュリアン、ディック、アンの家に来ている。何をするか計画も決まらず、退屈になりかけているとき、そばの街道を象に引かせたキャラバン(キャンピング馬車)を先頭に、サーカス団の一行が通りかかる。その中の人なつっこい少年ノッビーが、湖のほとりでキャンプを張ることを告げる。子どもたちは、キャラバンでその湖を訪ねることを思いつく。両親が借りてくれた最新型のキャラバン2台で行く、子どもたちだけの楽しい馬車旅行のあと、美しい湖とそれを囲む丘陵で彼らを待ち受けていたのは…。感じの悪い道化のダンとアクロバットのルーの怪しい行動。おなじみの4人のこども、犬のティモシーにノッビー少年と愉快な連れのチンパンジーのポンゴが加わって、その謎にせまる。『海底トンネルの冒険』も収録。

立原えりか(たちはらえりか)『青と金色のつばさ』

265 :翼を持つ一族の話(1/2):03/06/10 03:59 ID:5pWyqs3S
多分20年くらい前に読んだ話です。

読んでからかなり時間が経っているので設定の認識には多少の思い込みが入っているかもしれません。

2月29日に生まれた者は4年に一度しか歳を取らない。
そして両の腕を翼に変えて空を飛ぶ事が出来る。そういう一族がある南方の島に暮らしていた。主人公の母親はその一族の出身。今は日本で結婚し普通の人間として暮らしているが昔は空を飛べていたらしい。彼女はその事をひどく懐かしそうに振り返る。本当は一族に恋人もいたようだ。
主人公一家がその母の故郷の島に旅行に行く所までが物語前半。

ネタバレ注意

物語後半、地球は核戦争状態に陥る。主人公の少女と父親はシェルターに逃げ込むが母親の姿は無い。全てが終わって主人公達は外の世界に戻るのだが
そこにはすっかり荒廃した世界が。半ばお遊びで「核戦争対策倶楽部」といった感じの活動をしていた子供達の基地跡には「”僕は何があっても最後まで生き残るんだ”と言っていた○○君はまっ先に死んで”怖いから生き残りたくない”と言っていた私が生き残りました」という書き置きが残されていた。

266 :翼を持つ一族の話(2/2):03/06/10 04:02 ID:5pWyqs3S
ラストシーンは崩れ落ちたビルの壁面にくっきりと焼け付いた人影を見上げる主人公と父親。両腕を翼に変えてかつての恋人と空を舞うその人影の横顔はまぎれも無く主人公の母親のもので、主人公は「お母さん、もう一度飛べたんだね」と呟き、父親はがっくりと膝を落とし影の横顔をなぞりながら「これでよかったのか?これでよかったのか○○○(母親の名前)?」と問いかける。
全体的には白い装丁で表紙イラストはプーケット辺りを思わせる青い海と白い花冠をかぶった少女、白い羽をモチーフにしたアクリル画風の絵が燃えている構図だったと思います。中の挿し絵は線画にパステルでグレースケールのトーンを付けた様な感じでした。物語全体に戦争や環境破壊を繰り返す人類への警鐘といったテーマが漂っていたように思います。


それからもしかすると主人公の母親が主人公な前作があったのかもしれないとも感じました。
大人になって思い返すと本当に鬱な話なのですがタイトルなどが思い出せずずっと気になってました。
お心当たりの方宜しくお願いします。

287 :なまえ_____かえす日:03/06/13 22:13 ID:G5eA5zEl
>265
タイトル不確かですが、立原えりかさんの「青と金色のつばさ?」では。

292 :265=266:03/06/14 12:14 ID:cNMVuGmV
>287
情報ありがとうございます!確かにそんなタイトルだったような…
そういえば母親の昔の恋人(?)の翼が金色だった気がします。調べてみたら絶版のようで残念ですが、タイトルと作者名を頼りに地道に探してみようと思います。ありがとうございました。

723 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:03/08/06(水) 23:43 ID:Dmkc6eS4
>>265
だが、立原えりかスレのほうで、
「青と金色のつばさ」で決したようだ。

☆☆あなたの思い出を探します☆☆
http://book.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1051783548/265-292

青と金色のつばさ (児童文学創作シリーズ) 単行本 – 1985/3/1
立原 えりか (著)
http://amazon.jp/dp/4061190849

青と金色のつばさ (講談社): 1985|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001727650-00