打木村治(うちきむらじ)「天の園」シリーズ(てんのその)

433 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/09/24(日) 23:21:55 ID:b8ITqTbC
児童書かどうかは定かではないのですが、私が小学校中学年の頃、担任の先生が昼休みの時間を使って読み聞かせをしてくれた本なので、児童書ではないかと思って質問します。

[いつ読んだ]1973年頃だと思います

[あらすじ] 大河小説のような感じで、私が読んでもらったのは多分ほんの前半部分だけだと思いますが…。とある田舎に住む小学生の少年が主人公で、その成長譚です。ストーリーは小学生になる以前から始まっていたかも知れません。

[覚えているエピソード]主人公がたぶん中学受験をする(全入の時代ではなかった)のですが、小学校のときはいつも1番か2番を取るくらいの優秀な子どもだったので、受験の結果発表でも上位の方しか見ずに、落ちてしまったと早合点をしたというエピソードがありました(結局、上位ではなかったけど受かってい
た)。あと、主人公の幼なじみの女の子(副主人公)は「おちょぼ口」だと形容されていました。

[物語の舞台となってる国・時代]日本、時代はアバウトですが明治~第二次大戦前のいつかだと思います(たぶん明治時代かな)。

[本の姿] ハードカバー

[その他覚えていること何でも]たぶん、続編が何巻か出ているような記憶があります(定かではありませんが)。

最後まで読んでもらう機会が無く、大人になってもずっと気になっていた本です。自分の娘が私が読んでもらった年頃に近くなってきたので読んであげたいなと思って質問させてもらいました。
よろしくお願いします。

436 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/09/25(月) 02:18:58 ID:9ADtJ1g/
>433
小学生が主人公の大河小説ということで、
打木村治さん「天の園」(全6冊?)はどうでしょう。
今入手できるのはソフトカバーの偕成社文庫のみのようですが、
かつては実業之日本社からハードカバーが出ていました。

441 名前:433[sage] 投稿日:2006/09/25(月) 20:38:26 ID:z3gfDdk8
>436 さん

さっそくにありがとうございます。
「天の園」というタイトル、うっすらと覚えがある気がします。明日にでも取り寄せて読んでみようと
思います。
しかし…検索したら三大児童文学の一と言われているとか…それなのに、全く知らずにこの歳まで過
ごしたことを恥ずかしく思いました。

ともあれ、ご親切にありがとうございました。

443 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/09/25(月) 21:43:21 ID:9ADtJ1g/
(略)
>441
「三大児童文学」というのは、鵜呑みにしない方がいいかもしれません。
この児童書板でも、「天の園」を読んでる人の方が少数派の気が。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 7冊目
http://book4.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1151942939/433-443

参考:
「天の園」に生きた人々
http://yumemidoh.fc2web.com/ten/hito.htm
おちょぼ口の女の子に関する記述有り

天の園(第一部) (偕成社文庫4022) 単行本(ソフトカバー) – 1976/11/1
打木 村治 (著), 武部 本一郎 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4038502201
表紙画像有り

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樹本祐季(きもとゆうき)『放課後戦線異状あり!』?

965 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2017/12/20(水) 13:11:50.65 ID:7tBbBq3y
【いつ読んだ】
2010年頃にブックオフで見かけたので、それよりは前の時代もしくは周辺
【物語の舞台となってる国・時代】
日本で、小学6年生が中学受験に入る頃
【翻訳ものですか?】
日本の雑誌から発行されたものです
【あらすじ】
中学受験に興味のなかった女の子が、回りの女の子Aと男の子B,Cに触れて中学受験に挑みつつ、その4人の四角関係が描かれたもの
【覚えているエピソード】
小学館の小学◯年生もしくはそれに似た小学館雑誌の連載だったと思います。並んでいたコーナーがそうだったのと、記憶にある【小学生にはまだ早い!】のようなタイトルのマンガとともに陳列されていたため。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
コミック。一巻完結
【その他覚えている何でも】
自身が今27歳で、リアルタイムで連載はなかったと思います。
また、二十歳ごろに読んだ記憶があるので2010年頃とさせていただきました

966 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2017/12/20(水) 15:33:06.10 ID:ROiI2Ri4
>>965
読んだことはないのですが、樹本祐季『放課後戦線異状あり』はどうでしょう?

あの本のタイトル教えて!@児童書板 19冊目
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1479791990/965-966

放課後戦線異状あり! (てんとう虫コミックス) Kindle版
樹本祐季  (著)  形式: Kindle版
http://amazon.jp/dp/B00QAQEKAY
「成績は体育以外イマイチ……」 の元気な女の子・橘聖羅が、超有名私立中学を受験することに!スーパーエリートたちに囲まれて、受験に、友情に、恋に、聖羅のバトルストーリーが始まった!

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中野幸隆(なかのゆきたか)『十三等分の時計の秘密』(じゅうさんとうぶんのとけいのひみつ)

189 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/10/13(月) 23:42:55.92 ID:fiOaCW+f
子どもに紹介したいと思った本なのですが、思い出せないでいます。
よろしくお願いします。

【いつ読んだ】
1994年ごろです。

【物語の舞台となってる国・時代】
現代の日本。

【翻訳ものですか?】
違います

【あらすじ】
主人公は小学生か中学生。
受験勉強をするために電車で塾か予備校に通っています。
車窓から見える『13時まであるアナログ時計』がいつも気になっています。
行ってみると、とある装置を紹介されます。
ドラゴンボールの精神と時の部屋の小さいバージョンみたいなもので、
中で数時間経っても、外では数秒しか経ってない。
主人公はそこで昼寝をすることにしました。
ただ、その装置の利用で起こる変化(主人公は白髪)はそのままにするのが
条件なのだけど、母親が抜いてしまう。
すると、主人公は老人になり、母親から不審者と思われて追い出され、
その時計のある建物のところへ行ってみると、その建物はなくなっている。

【覚えているエピソード】
主人公より先に装置を使って失敗した人が出てきます。
すでに老化し、行き場を失い、汚いホームレスになっており、
物語当初は主人公に見下される描写があったと思います。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバーの本でした。

【その他覚えている何でも】
その本は小学校の図書館で借りました。

193 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/10/14(火) 20:12:30.77 ID:bfJd8Vcv
>>189
中野幸隆『十三等分の時計の秘密』はいかがでしょうか?
ttp://blogs.yahoo.co.jp/hosinokake/23964685.html

195 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/10/14(火) 23:34:44.24 ID:fmgE1dUF
>>193
これです!これで現物が確認できます。
ありがとうございます。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 17冊目
http://peace.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1405959838/189-195

十三等分の時計の秘密 (スピカの創作文学) 単行本 – 1992/7
中野 幸隆 (著), 藤川 秀之 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4876920354
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002189864-00
タイトル 十三等分の時計の秘密
著者 中野幸隆 作
著者 藤川秀之 画
著者標目 中野, 幸隆, 1941-
シリーズ名 スピカの創作文学 ; 6
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 教育画劇
出版年 1992
大きさ、容量等 142p ; 22cm
ISBN 4876920354
価格 1200円 (税込)
JP番号 92052649
出版年月日等 1992.7
NDC(9版) 913 : 小説.物語
要約・抄録 古い小さなビルの塔につけられた時計の文字盤は変っていて、ふつうの時計の「12」の位置に無限大の記号「∞」がついていた。おかしな時計の謎。 (日本図書館協会)
要約・抄録 勉強のための時間がもっと欲しい。和友は誘われるように13等分の時計の下へ…塾通いで遊ぶ時間もない子どもが出会う真夏の出来事。 (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

上条さなえ(かみじょうさなえ)『友だちじゃないか』(ともだちじゃないか)

155 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2009/03/29(日) 08:59:56 ID:uDzKyH8c
【いつ読んだ】
 15年ほど前
【物語の舞台となってる国・時代】
 日本 昭和から平成? おそらく7、80年代
【あらすじ】
 小学5年か6年くらいの男の子が主人公
【覚えているエピソード】
 ・主人公が中学受験のストレスで胃に穴が開いて、吐いている。酔って帰宅した父がそれを見てもまともに取り合わない。
 ・クラスメイトの貧乏な子が妹やおばあちゃんに食べさせるために給食をカンパしてもらう。主人公がパンをナプキンで包んで渡そうとすると
「友達からはもらわないことにしてる」と断る。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
 上記2つのエピソードに挿絵があったと思います。
 ・主人公が洗面所で吐いている。顔はこちら側、斜めを向いています。父は主人公に背を向けていて、顔だけ主人公を見ている感じ。
 ・教室で貧乏な友達が袋を持って立っている。顔はこちら側を向いています。主人公はこちらに背中を向けていて、友達にパンを差し出しています。
【その他覚えている何でも】
 貧乏な友達は明るくて、クラスでも人気者だったと思います。

 挿絵やエピソードはあまりはっきりと記憶してはいません。
 あくまで印象に残っているのは、貧乏な友達が主人公に、友人からは給食を受け取らないことを言っている場面です。
 情報が少なくてすみません。よろしくお願いします。

あの本のタイトル教えて!@児童書板11冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1233574387/155


2016年11月9日あたりにTwitterで同じ本を探している方がいらして解決。(2016年11月10日追記)


友だちじゃないか 単行本 – 1997/6
上条 さなえ (著), 相沢 るつ子 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4092896522
表紙画像あり
出版社からのコメント
小学校卒業目前に、中学への進学、友だちや家族との関わりを通して、揺れ動く子どもたちの人間模様…。その多感な少年期の心象心理を映し出す感動あふれる児童文学。
内容(「BOOK」データベースより)
中学進学・友だち・家族とのふれあいを通して子どもたちの織りなす人間模様。そのありのままの世界を、類と哲を中心に、ときには温かく、ときには厳しく、軽妙、繊細なタッチで描きます。小学校中・高学年向き。

友だちじゃないか (小学館): 1997|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002609171-00

さとうまきこ「ミステリー」シリーズ

274 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2007/04/28(土) 01:01:41 ID:W1BtuK8Z
【読んだ時期】15~17年前
【読んだ場所】小学校の図書室

【あらすじ】
ハードカバー2冊のUFOに関するラノベっぽいシリーズ本。
1冊目
・主人公は中学受験を控えた男の子で、夢にUFOと美少女が出てくる。
・塾に通い始め、夢の人物に出会うが、少女だと思っていたその人物は、少年だった。
・その少年も主人公が出てくる夢を見ていることがわかり、主人公と少年は友人に。
・二人の趣味はTVゲームで、主人公は友人の家に遊びに行ってゲーム(RPG)をするようになる。友人はクリアした際の映像をビデオに録ってあり、主人公はそのクリア映像を見せてもらう。
・塾で受験前の合宿に行き、友人がUFOに連れさわれて行方不明に。
・主人公は友人がいつか帰ってくることを信じている場面で、物語は終了

2冊目
・主人公は前巻とは別の少年で、転校先で超能力クラブを作る。
・前巻で行方不明になった少年が転校生として登場、クラブに加入。
・行方不明の間とその前の記憶はなく、記憶を探るために前巻で行方不明になった合宿所へクラブのメンバーと行く。
・少年は記憶を取り戻し、帰りの電車でなくしていた記憶をみんなに話す。
・前巻の主人公が、今巻の主人公が前にいた学校の生徒と判明し、会いに行こうと電車で話し合ってるところで物語は終了

【覚えているエピソード】
・友達は成績優秀なので塾をサボっても先生に怒られない。
・学校だか塾だかをサボって、主人公&友人は自転車に乗ってアイスを食べる。そして其のアイスを通行人の背中に投げつけて遊ぶ。

【挿絵】
少女漫画チックな(若干同人気味の)イラスト。主人公たちは小学生なのにやたら手足の長い、10頭身の美少年。主人公の髪は黒(ベタ塗り)、友人は明るい色で、やや長めの髪。

ぜひ宜しくお願いします。

275 名前:とてた ◆0Ot7ihccMU [sage] 投稿日:2007/04/28(土) 11:23:55 ID:/KGn6BnT
(略)

>>274
一冊目は「ぼくの・ミステリーなあいつ」、
二冊目は「ぼくらのミステリークラブ」(さとうまきこ)です。

高確率で図書館にあります。
ちなみに順番として「ぼくのミステリー新聞」、「ぼくのミステリーなぼく」、
「ぼくの・ミステリ-なあいつ」、「ぼくらのミステリークラブ」となります。
哲也は「新聞」と「クラブ」の主人公、
モロは「ぼく」・「あいつ」「クラブ」に出てきます。
(「ぼくらのミステリー学園」はまた別の話…)

277 名前:274[sage] 投稿日:2007/04/28(土) 14:06:54 ID:kqUTnNRo
>>275
携帯からですみません。
そんなにシリーズがあったんですか!今度読んでみます。
本当にありがとうございました!

http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1170425267/274-277

ぼくのミステリー新聞 (カラフル文庫) 単行本 – 2004/3
さとう まきこ (著)
http://amazon.jp/dp/4902314401
表紙画像有り
内容紹介
水島哲也が通う小学校では、学級新聞が大流行。ひとりで本を読んだり、絵をかいたりすることが大好きな哲也は、密かに「ミステリー新聞」を書いてみたいと願う。偶然にもその機会を得た哲也は、自分が書いた予測記事が次々と現実になり、学校の人気者となるのだが!?

ぼくらのミステリー学園 (子どもの文学傑作選) 単行本 – 1988
さとう まきこ (著)
http://amazon.jp/dp/4036413805
表紙画像有り
内容紹介
ぼくらの学園には、あかずのロッカー、血のしたたる解剖図、資料室のすすり泣きという三大ミステリーがあった?。
対象年齢:小学中級から
内容(「BOOK」データベースより)
伊藤和也の小学校には、上級生から語りつがれる「三大ミステリー」と呼ばれるうわさがあった。以前から、その真相を知りたいと願っていた和也たちは、放課後学校にしのび込み、三大ミステリーのひとつ「あかずのロッカー」から、幻想的でふしぎな鳥の絵を発見する。それには、悲しい過去が秘められていた。

ぼくの・ミステリーなぼく (カラフル文庫) 単行本 – 2004/5
さとう まきこ (著)
http://amazon.jp/dp/4902314533
表紙画像有り
内容紹介
大塚直也は、私立中学受験をひかえた小学六年生。別名「ハチマキ塾」と呼ばれる進学塾へ通い、猛勉強の日々を送っていた。ところが突然、直也がゲームセンターに現れたり、女の子にへんなことをしているということに……。もうひとりの直也とは!? 大好評〈ミステリー・シリーズ〉第三弾。

ぼくの・ミステリーなあいつ (カラフル文庫) 単行本 – 2004/7
さとう まきこ (著)
http://amazon.jp/dp/4902314622
表紙画像有り
出版社からのコメント
野田達也は、マンガとテレビゲームが大好きな小学五年生。半年前から月に一、二度、まったく同じふしぎな夢を見る。ある日達也が商店街を歩いていると、夢に出てくる〈あいつ〉とそっくりなかわいい女の子が、進学塾へ入っていくところを目撃する。達也はその塾へ入ろうと決心した。 大好評<ミステリー・シリーズ>第4弾。

ぼくらのミステリークラブ (新・子どもの文学) 単行本 – 1993/4
さとう まきこ (著), 伊藤 良子 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4036396501
表紙画像有り
出版社からのコメント
来年の小学校卒業間近に、突然、転校することになった水島哲也は、いじめから開放され、ゼロからの再出発を決意する。ミステリークラブをつくり、新しい友だちもできて前向きに生きる哲也は、謎めいた少年モロと出会った。モロの秘密とは!? 大好評ミステリーシリーズ第5弾 完結編。
内容(「BOOK」データベースより)
いじめられつづけてきたぼくは、転校とともに、ゼロからの再出発を誓った。ミステリークラブをつくって新しい友だちもでき、過去をすて、未来へむかってすすむことができた。小学中級から。