50 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 01:32:57.93 ID:xWyG7d8T
【いつ読んだ】20年ほど前
【物語の舞台となってる国・時代】江戸時代の小笠原諸島・鳥島
【あらすじ】鳥島に漂着した船員たちが島の過酷な環境に苦しみつつ、協力しながら
生き延び、日本へ生還する
【覚えているエピソード】
・最初に漂着した船員は一人を残して(主人公はこの人)皆死んでしまい、寂しさのあまり
主人公はアホウドリの羽根衣を身につけて「俺も鳥だ、俺も鳥だ、どうして仲間に入れて
くれないのだ」とアホウドリの営巣地を駆け回る
・2番目に来た船の船員に器用な男がいて、船倉にあった小豆を育て、それを使って酒を造る
・酒に酔って皆が騒ぎはじめた頃、主人公は疎外感を感じ、自分はまた一人で過ごした方がいい、とつぶやく
・酒を造った男は何らかの病気で首が腫れてしまい、「俺は前世でだいぶ借金をしたようだ」と冗談を言いつつ、
最期は「素面では死ねない」と自作の酒を飲み、「じゃああばよ、みんなは故郷へ帰ってくれ」と死んでいった
・その後、さらにもう一組の漂着者を加え、大所帯になったところで島を脱出するため船を作る
・島を脱出する直前、おのおのの船の生き残りは、死んでいった同じ船の仲間の名前を大声で呼び、
魂を日本に連れ帰ろうとする(「船は少しだけ深く沈んだような気がしました」との地の文があったような)
【その他覚えている何でも】地の文は確か敬体だった気がします。
検索するといくつか同じ実話を下敷きにした話はあるのですが、こちらが読んだ時期と
あっていないため、あの時読んだあの本は何だったのか気になっています。
52 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2011/08/18(木) 18:45:44.55 ID:tZEp0Cnl
>>50
「同じ実話を下敷きにした話」を具体的に書いてくれた方が回答が出やすいと思いますよ。
53 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2011/08/18(木) 19:15:22.37 ID:01ZHYvH3
>>50
とりあえず、これだけ挙げておきます。
25年前という条件に合うのは、1冊目だけだけど、どうでしょう。
谷真介「鳥の島漂流記」 1980年
なだいなだ「猫と海賊」 1995年
岡本文良「アホウドリ」と生きた12年」 1998年
三田村信行「にっぽんロビンソン」 1998年
54 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 20:52:56.10 ID:ugFPvFYI
>>50
絵本らしいのですが、
川村たかし「アホウドリの島 鳥島漂着ものがたり」 1977年
というのもあるようです。
確かに自分も90年代前半に
『鳥の島漂流記』ともう一冊同じ題材のものを読んだ記憶がある…
55 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 21:47:10.40 ID:xWyG7d8T
>>52-54
「鳥の島漂流記」が図書館にありましたので、確認してみます
ありがとうございました。
86 名前:55[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 01:17:56.76 ID:93hw70iA
「鳥の島漂流記」で間違いありませんでした。
ありがとうございました。
あの本のタイトル教えて!@児童書板 14冊目
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1312560424/50-86
鳥の島漂流記 (1980年) - – 古書, 1980/9
谷 真介 (著), 鴇田 幹 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B000J83RN0
表紙画像あり
鳥の島漂流記 (講談社青い鳥文庫 (82‐1)) 新書 – 1984/8
谷 真介 (著)
http://amazon.jp/dp/4061471465
表紙画像あり
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001479567-00
要約・抄録 激しい嵐のため米を積んだ回船は南海の孤島鳥島に漂着した。仲間は死にたえ、一人残った長平が島を脱出したのは12年後だった。江戸時代の実話を素材に描く。 (日本図書館協会)