長崎源之助(ナガサキゲンノスケ)「汽笛」(キテキ)

232 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2010/11/09(火) 20:14:14 ID:YY3Jo6Rk
【いつ読んだ】
 去年図書館で流し読みしました。
【物語の舞台となってる国・時代】
敗戦直後の長崎
【あらすじ】
主人公はほぼ作者自身で若い復員兵。
外地から引き上げてきて怪我か病気の治療のために長崎の病院か収容所のような施設に身を寄せている。
その施設には原爆で孤児となった子どもたちがいて、主人公は彼らと仲良くなり、子どもたちからも兄のように慕われる。
やがて体が癒えた主人公は施設を出て帰郷することになる。
子どもたちは列車に乗って旅立つ主人公に手を振って別れる。
また会うことを約束したけれど結局その後彼らと再会することはなかった。
【覚えているエピソード】
子どもたちの中には原爆でかなり重傷の子もいて、そのうちの誰かが亡くなる話も出てきたかもしれません。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバーの単行本
【その他覚えている何でも】
作者が誰だったか良く覚えていませんが、かなり著名な児童文学者だったと思います。
復員して最初の思い出がその子どもたちとのことで今まで書けなかったことを書かなければという思いで書いたと
後書きか新聞のインタビューで述べていたのを読みました。

233 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2010/11/09(火) 21:52:56 ID:k95qqAPt
>>232
「汽笛」長崎源之助作、はいかがでしょう。

235 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2010/11/09(火) 22:06:06 ID:N4aOp1bT
>>233
ありがとうございます。
教えてくださった作品で間違いありません。
確認したら、結構記憶漏れや記憶違いがありました、すみません。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 13冊目
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1285070878/232-235

汽笛 (単行本) 単行本 – 2008/6/3
石倉欣二 (イラスト)
https://www.amazon.co.jp/dp/4591103706/
表紙画像あり
終戦をむかえ、長崎へ引揚げてきた兵隊さんが病院で出会ったこどもたちは、長崎の原爆孤児でした。
やけどを負った子、腕をなくした子――それぞれ苦難を抱えながら元気いっぱいに生きるこどもたち。
ある日、病院でいちばん小さなヨウコちゃんのお父さんが運転する機関車を見に出かけて……。
平和へのメッセージを送り続けてきた著者の原点となった感動の物語。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009382384-00
要約・抄録 太平洋戦争が終わり、日本に帰ってきた兵隊さんは、身も心も弱りきって、入院することになりあした。そこで出会ったのは、被爆した子どもたち。火傷や腕を無くてもたくましく生きる姿を描く。 (日本図書館協会)
要約・抄録 終戦をむかえ長崎へ引き揚げてきた兵隊と,原爆孤児の交流を描いた感動の絵物語。平和への祈りをこめた汽笛の音が胸にせまる。 (日本児童図書出版協会)

購読
通知
guest
0 Comments
Oldest
最新
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示