安房直子(あわなおこ)「ほたる」?

727 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2011/05/21(土) 11:23:08.08 ID:ztt8Jwf8
【いつ読んだ】
1998~99年頃/に載っていた問題の文章として一部抜粋の形で読みました。
【物語の舞台となってる国・時代】
おそらく昭和・日本のお話だと思います。
【あらすじ】
【覚えているエピソード】
(記憶が曖昧なので正確でないかもしれませんが…)
主人公は小さな男の子か女の子で、電車のなかなか来ないある駅のホームが舞台です。
その駅のホームで、大きなトランクを見つけます。
やがてそのトランクの持ち主が現れます。
彼はロングコートにハットを被っているとても謎めいた男性でした。
そしてその主人公に、トランクの中から出したトランプを使って摩訶不思議な手品を見せてあげます。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
日能研(中学受験の塾)の国語のテキストに、ある問題の文章(一部抜粋の形で)として掲載されていました。
【その他覚えている何でも】
全体的に幻想的な雰囲気の漂っている文章でして、それが印象に残っています。

どうぞよろしくお願いします。

728 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 [] 投稿日:2011/05/22(日) 03:37:21.42 ID:snSD1iP1
>>727
参考までに、安房直子の「ほたる」はどうでしょうか。

 妹が東京の家にもらわれていった翌日、一郎は以前妹と手品を見た時のことを思い出しつつ、駅で列車を見ていた。
 すると、列車が出発した後の誰もいなくなったホームに、大きなトランクが残されているのを見つける。
 よく見ると、そのトランクには妹に似た小さな女の子が腰かけており、女の子がトランクを開けた途端、日の暮れた駅にわっと蛍の群れが飛び出す。
 一郎は、妹の住む東京の町の灯に似た蛍の群れを追いかけ、走りだしていった。
という、幻想的で寂しい雰囲気の短編です。

私は1990年代に日能研でこの物語を読み、後年気になって探したところこれでした。
ですがエピソードに違いがあるので、全く別の話でしたらすみません。

729 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2011/05/22(日) 17:51:24.69 ID:CgGnmI4y
>>728
レスありがとうございます。>>727です。
まだ確認はできていませんが、十中八九そのお話で間違いないようです。
謎の男とトランプの手品の件は、他の何かのお話とごっちゃになってしまっていたようですね…
この度はどうもありがとうございました。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 13冊目
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1285070878/727-729


管理人のコメント(2019年9月2日):
「ほたる」を確認したところ、冒頭に村の演芸会で見た手品の話が出てくるのですが、それは箱から花吹雪が出てくるものでした。
手品は関係ありますが、質問者の方が書かれているように、「トランプ」と「ロングコートにハットを被っている男性」の要素はないようです。


日暮れの海の物語 (1977年) - – 古書, 1977/7
安房 直子 (著)
http://amazon.jp/dp/B000J8UGMA

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001351848-00
タイトル 日暮れの海の物語
著者 安房直子 著
著者標目 安房, 直子, 1943-1993
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年月日等 1977.7
大きさ、容量等 237p ; 20cm
価格 980円 (税込)
JP番号 77031860
部分タイトル 日暮れの海の物語,声の森,ほたる,小さい金の針,奥さまの耳飾り,冬の娘,日暮れのひまわり,カスタネット,西風放送局,天窓のある家,だれにも見えないベランダ,赤い魚,海からの電話,夏の夢
出版年(W3CDTF) 1977
NDLC KH73
NDC 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


だれにも見えないベランダ (講談社文庫 あ 12-3) 文庫 – 1981/5/15
安房 直子 (著), 杉田 豊 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4061381288
表紙画像有り

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001505350-00
タイトル だれにも見えないベランダ
著者 安房直子 [著]
著者標目 安房, 直子, 1943-1993
シリーズ名 講談社文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年月日等 1981.5
大きさ、容量等 171p ; 15cm
価格 240円 (税込)
JP番号 81029663
部分タイトル だれにも見えないベランダ.緑のステップ.海からの贈り物.カスタネット.ほたる.夏の夢.海からの電話.小さい金の針.天窓のある家.声の森.日暮れの海の物語
出版年(W3CDTF) 1981
NDLC KH73
NDC(8版) 913.8
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


夢の果て―安房直子十七の物語 単行本 – 2005/12
安房 直子 (著), 味戸 ケイコ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4916016580
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「MARC」データベースより)
1974年春から1986年冬までの約10年間にわたる、安房直子・味戸ケイコの名コンビによる『詩とメルヘン』掲載の全作品17話を、書き下ろし装画を含めオールカラーで収録。あなたも夢の果てに行ってみませんか?

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008018379-00
タイトル 夢の果て : 安房直子十七の物語
著者 安房直子 文
著者標目 安房, 直子, 1943-1993
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 瑞雲舎
出版年月日等 2005.12
大きさ、容量等 252p ; 22cm
注記 絵: 味戸ケイコ
ISBN 4916016580
価格 2000円
JP番号 20956114
部分タイトル ほたる
部分タイトル 夢の果て
部分タイトル 声の森
部分タイトル 秋の風鈴
部分タイトル カーネーションの声
部分タイトル ひぐれのひまわり
部分タイトル 青い貝
部分タイトル 天窓のある家
部分タイトル 奥さまの耳飾り
部分タイトル 誰にも見えないベランダ
部分タイトル 木の葉の魚
部分タイトル 花の家
部分タイトル ある雪の夜のはなし
部分タイトル 小鳥とばら
部分タイトル ふしぎな文房具屋
部分タイトル 月の光
部分タイトル 星のおはじき
出版年(W3CDTF) 2005
NDLC Y8
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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