リン・リード・バンクス「ようせいティキのおくりもの」

619 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:03:55.74 ID:W7ba7ICN
【いつ読んだ】
日本にて、1990年代後半。 
【あらすじ】
ダンサーか舞台女優だった女性が、足を負傷し舞台に立てなくなってしまいます。
失意の女性はある日ひょんなことから、ちょっとぽっちゃりした少女の姿をしたバラの妖精に出会います。
バラの妖精は、彼女を励ますために、生まれてくる子供に祝福を与えると約束します。
その後、女性はある男性と出会い、結婚します。
生まれた子供は、ピンクのバラ色のほっぺと、ほんのわずか、青い色が混じった髪をした可愛い女の子でした。
女の子が10歳くらいになった頃、妖精の世界では女王?が圧政を強いて、妖精たちを苦しめていました。
この辺りからだんだんホラーっぽくなり、女の子の周りで動物が死ぬなど、奇怪な出来事が起こり始めます。
そして、ぼろぼろになったバラの妖精が再び現れ、妖精の世界を救って欲しいと頼みに来ます。
最後は、妖精の祝福を受けた女の子の髪の毛の魔力を使って、女王を打ち倒します。
ラスト、女の子は母親の不自由な足に髪の毛を結わえ付け、足が完治することを祈って眠りにつきます。
【覚えているエピソード】
・母親が、足が不自由だということが何度も強調され、度々ピンチに陥る。
・父親が、妖精の祝福を受けたことを不安がり、母親を叱り付ける(「バラ色のほっぺをした赤ちゃんだって!?青いバラの妖精だったら、
青いほっぺの赤ん坊が生まれてきたらどうするんだ!」など)
・女の子は大きくなると、反抗期に入り、母親と壁が生まれる。それが妖精の女王につけこまれる隙を生む。
・ぽっちゃりしたバラの妖精をからかう、やせっぽちの少年の妖精もメインキャラとして登場する。
・前半は典型的なファンタジー的描写だが、中盤では女の子の心の闇が描かれ、ホラーっぽくなる。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバー。淡い色彩で、花の周りを戯れる少年と少女の妖精の絵が表紙だったと思います。
【その他覚えている何でも】
・女の子の髪の毛を投げ縄みたいにして、女王を捕らえていた気がします。
・妖精はとても小さい。人形くらい。
・舞台は外国で、多分70~90年代くらいのアメリカ辺りだと思います。
・母親の名前は確かサラとかだったような。。。
・バラの妖精はちょっとドジなので、生まれてくる子供の色をちょっとだけ間違えました。
それが、ほんのわずかに生えた青い髪となって表れます。

何かお心当たりがありましたら、よろしくお願いします。

621 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:15:43.10 ID:MEDWmE9j
>>619
「ようせいティキのおくりもの」だと思います。

630 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2012/02/12(日) 14:11:45.65 ID:o8GsKyVd
>621さん

「ようせいティキのおくりもの」
図書館で確認して、その通りでした。
これから読むのが楽しみです。
ありがとうございました。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 14冊目
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1312560424/619-630

ようせいティキのおくりもの (Best choice〈petit〉) 単行本 – 1991/10/15
リン・リード バンクス (著), 中川 千尋 (イラスト, 翻訳)
http://amazon.jp/dp/482884970X
内容(「BOOK」データベースより)
ビンディはどこから見ても、ふつうの女の子。でも本当は、バラの花のようせいティキがプレゼントした子でした。ようせいのきまりをやぶって人間と友だちになったティキとエルフのウィジックは、おそろしいようせいの女王に、ひどい目にあわされ…。ハラハラドキドキ、ふしぎで、ちょっぴりこわいけど、よみはじめたらやめられないものがたり。6さいから。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002140028-00
要約・抄録 かみの毛は茶色、目ははしばみ色の、ほんのちょっぴり太めの女の子ビンディがどのようにして生まれてきたか。どこが、とくべつなのか、のお話。 (日本図書館協会)
要約・抄録 ようせいティキがくりひろげる,はらはらドキドキ,おもしろい物語です。 (日本児童図書出版協会)

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