鈴木喜代春(スズキキヨハル)「十三湖のばば」(ジュウサンコノババ)

743 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2012/03/17(土) 19:41:42.34 ID:S8IDKxRh
よろしくお願いいたします。

【いつ読んだ】1980年頃

【物語の舞台となってる国・時代】日本の農村・昭和以前

【あらすじ】
 農家の孤独な老婆が自分の子供たちがどうやって死んでいったのかを
 淡々と語る(だと思うのですが、最後まで読んでいないのでよくわかりません)

【覚えているエピソード】
 豪雨の夜、長男と父親が水車を必死に(漕いで?)調整していたのだが、
 疲労のため長男が居眠りし、水車にまきこまれて溺死。
 ここまで読んで怖くなって読むのをやめました。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
 ハードカバーで切り絵のような挿絵でした。

 児童書とは思えない鬱内容ですが、最後までこの調子なのか、
 多少は救いのあるストーリーになるのか、耐性のある大人になったので
 確認したいです。
 よろしくお願いいたします。

744 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2012/03/17(土) 20:16:58.74 ID:41jYZckV
>>743
『十三湖のばば』 偕成社
鈴木喜代春・著 山口晴温・絵
ですねー。

今はらくだ出版というところがから発刊されているようです。
大人になっても結構きつい作品ですよ…。

745 名前:743[sage] 投稿日:2012/03/17(土) 21:12:33.98 ID:S8IDKxRh
>>743
おお!早速ありがとうございます!
「十三湖のばば」であっていると思います!
ぐぐってみたら水車で死んだのは次男で、
挿絵は切り絵じゃなくて版画なんですね。
鬱気分に浸りながら最後まで読んでみたいと思います!
本当にありがとうございました!

746 名前:743[sage] 投稿日:2012/03/17(土) 21:16:38.81 ID:S8IDKxRh
>>745 は >>744 さんへのレスです。失礼しました。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 14冊目
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1312560424/743-746

十三湖のばば (少年少女現代創作民話全集 5) 単行本 – 1990/6
鈴木 喜代春 (著)
http://amazon.jp/dp/4035130508
表紙画像あり
内容紹介
過酷な生活に負けず、明日を信じ生きぬいてきたお婆さんの一代記。
内容(「BOOK」データベースより)
「十三湖のばば」は、1974年に(株)偕成社から出版され、たいへん高い評価を得るとともに広く購読された名作です。青森県の津軽半島にある十三湖が舞台です。腰切り田といわれる深い泥田に生きるばばは、男5人、女6人、計11人の子を設けるものの、赤児が溝に沈んで、長女が田んぼで、次男が水車で、夫も不慮の事故で、長男も戦争で次々と死にます。直面する死を克明に描くことで、大正から昭和の時代の津軽を直視します。1925年に青森に生まれた著者は、自身の体験と事実を取材することで、ばばの津軽弁を通して、読者に真実を語ります。今、飽食の時代、グルメの時代であればこそ、わずか三世代前に、現に日本にあった事実をキッチリと受けとめたいものです。

鈴木喜代春児童文学選集〈8巻〉十三湖のばば 単行本 – 2009/5
鈴木 喜代春 (著), 山口 晴温 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4897774691
表紙画像あり

十三湖のばば 単行本
鈴木喜代春 (著), 山口春温 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01LTIBDR0

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000795038-00
要約・抄録 青森県の湖のほとりに住む80才をこえたおばあさんが語った話として、大正・昭和・戦後の農民の姿を伝う。 (日本図書館協会)

購読
通知
guest
0 Comments
Oldest
最新
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示