ゴーゴリ「魔女のひつぎ」

137 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:04/07/01(木) 12:28 ID:N48tmKU6
20年以上前に図書館で読みました。
装丁やタイトルは全く覚えておらず、断片的な内容のみです。

舞台はヨーロッパのような感じで、(多分)翻訳物。

確か、婚礼前の一夜の話だったように思いますが、
花嫁が悪魔に取り付かれたか何かで、
ある人(男性)が1人でその花嫁と同じ部屋で一夜を明かす事になります。
夜になると、多くの化け物たちがやってくるのですが、
その人は魔方陣を描いてその中に隠れます。
化け物たちには魔方陣の内側は見えませんが、
匂いか何かでわかるらしく、回りをうろうろします。
遂にはその人を見つけるために目玉の化け物をつれて来て、
最後には見つかって殺されてしまう、だったかなあ?

化け物がすぐ近くをうろうろする所が子供心に非常に怖く、
しばらくはその本のある書棚すら避けていた記憶があります。
もしかしたら大人向け小説をリライトした物だったかもしれません。

もし分かる人いらっしゃいましたらお願いします。

139 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:04/07/01(木) 22:03 ID:eoH3jjRU
>137
ゴーゴリの「ヴィー(妖婆 )」のリライト。
講談社の『魔女のひつぎ』あたりで読んだんじゃないですかね。
ttp://homepage1.nifty.com/ta/kodan/anj.htm
花嫁ではなく地主の娘の死体と夜を明かす話だったかと。
でかい一つ眼の土の精(?)が登場する場面は
ゲゲゲの鬼太郎のアニメ(確か2度目の)でも使われてますた。

140 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:04/07/01(木) 22:11 ID:IjfEJcM3
>>137
ロシアの民話で、「青いカラス」という話ではないでしょうか。

イワンという青年が、青いカラスを追いかけて行くと、人々がみな石になっている国に迷い込んでしまう。
その国のお姫様は悪魔に結婚を迫られていて、応じなければ3日後に石にしてやると言い渡されている。
イワンはお姫様を救うために城の中で3晩の間悪魔に試されるというストーリーでした。
イワンは、一晩中悪魔の嫌いな本を読んですごし、そのまわりを悪魔が踊り狂います。

私が読んだのも子供向けにリライトされたもので、「お母さんが読んで聞かせるお話A」(暮らしの手帳社)という本に入っていました。

ちなみに目玉のお化けは出てきますが、最後はハッピーエンドでした。
それに、魔除けには魔方陣は使っていなくて、本を読んでいるし、お姫様と一緒の部屋で寝てもいないので、ちょっと違うかも。

144 名前:137[] 投稿日:04/07/02(金) 13:20 ID:OBpD4L6w
>139様 140様
ああっ『魔女のひつぎ』! 何か覚えがあります。
「ヴィー」の粗筋調べてみたところ、これに間違いないです。
でも花嫁じゃなくて死体だし、一夜でなく三日三晩だったり、
昔の記憶はあてになりませんね。
「子供の頃、怖かった小説なんだった?」と聞かれて、
この物語が浮かんだのですが、タイトルその他が思い出せず、
ずっと悶々としてました。
139様、どうも誠に有難うございました。
おかげですっきりしました。大感謝です。
140様も有難うございます。それも面白そうですね。

ところでネットで“ヴィー”“ゴーゴリ”で検索すると、
DVDがヒットしました。映画になっとったとは。
しかし『妖婆 死棺の呪い』って邦題は何なんだか。
ちょっと見てみたいけど。

http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1085386303/137-144

http://www.amazon.co.jp/dp/4062660016

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