三田村信行(みたむらのぶゆき)「かべは知っていた」(『おとうさんがいっぱい』)

814 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:04/12/01(水) 10:34:01 ID:2My+6V0k
十数年前、多分小学校の時に読んだ本だと思います。
装丁などは全然覚えていないのですが、内容は
お父さんが壁の中に入ってしまうものです。
確かお母さんとけんかをした挙げ句に「オレは消えてやる」みたいな
感じで壁の隙間からすっと壁の中に入っていったと思います。
息子がいて、その子にはそこにいることを知らせていて
食べ物なんかも運ばせていたような気がします。
それで「そろそろ出るか」という段になって、隙間が狭くなったのか
どうだったか忘れたのですが出られなくなってしまう…という話でした。
そのあとお母さんと子供はどこかに引っ越してしまったような。
かなり曖昧なのですが、もし分かる人がいましたら教えてください。

815 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:04/12/01(水) 11:21:56 ID:xEYxHpvs
>814
トラウマ作家として単独スレもある三田村信行の「おとうさんがいっぱい」の一編ですね
その話は最後に載ってる「かべは知っていた」だと思われます

816 名前:814[] 投稿日:04/12/01(水) 12:41:48 ID:2My+6V0k
>>815
ありがとうございます。単独スレもあるような方だったんですね…。
子供の頃に読んでよく夢に出てきた話でした。(それこそトラウマっぽい)
収録されている他の作品にも覚えがあるので再読したいと思います。
ありがとうございました。

あの本のタイトル教えて! 3冊目
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1085386303/814-816

おとうさんがいっぱい (新・名作の愛蔵版) 単行本 – 2003/2
三田村 信行 (著), 佐々木 マキ (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4652005148
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
本当のおとうさんはどれ?今のぼくは本当のぼく?いつもと同じ一日がとつぜん迷路のような世界に。思わず背筋がこおる5つの話。
内容(「MARC」データベースより)
ある時突然、全国的にどのうちでもお父さんが5~6人にふえた。それぞれ自分が本物だというので、こまった政府は…。表題作を含めた5話の不思議で恐い物語。日本児童文学のロングセラーをリニューアルするシリーズ。

おとうさんがいっぱい (フォア文庫) 新書 – 1988/10
三田村 信行 (著), 佐々木 マキ (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4652070713
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
これね、ある時突然、全国的に、どのうちでもお父さんが5、6人に増殖するって話なの。それぞれ自分が本物だって主張するので、こまった政府はそこんちの子どもに1人選ばせて、残りは処分するって方法をとるわけ。…いい気になった子どもたちがある日学校から帰ってくると…もう一人の自分がそこにいるの。選ぶ側から、選ばれる側にまわされた時の恐怖…。小学校中・高学年向。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004046635-00
タイトル おとうさんがいっぱい
著者 三田村信行 作
著者 佐々木マキ 絵
著者標目 三田村, 信行, 1939-
著者標目 佐々木, マキ, 1946-
シリーズ名 新・名作の愛蔵版
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 理論社
出版年 2003
大きさ、容量等 206p ; 22cm
ISBN 4652005148
価格 1200円
JP番号 20366255
部分タイトル ゆめであいましょう
部分タイトル どこへもゆけない道
部分タイトル ぼくは五階で
部分タイトル おとうさんがいっぱい
部分タイトル かべは知っていた
出版年月日等 2003.2
NDLC Y8
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
要約・抄録 全国的にどのうちでも突然お父さんが5~6人にふえて,それぞれ自分が本物だといいはる。困った政府は…。表題作など5話。 (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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