312 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2005/08/21(日) 05:15:23 ID:UIXsb4Pf
題名が思い出せません。よろしくお願いします。
17か18年前に小学校の学級文庫で読んだ本です。
ハードカバー。色はくすんだ緑だったような…とにかく地味な色です。
・本を読むのが好きな、家鼠の女の子が主人公。
・結構立派な洋ものの家に住んでいる。(彼女の他にもたくさんの鼠が住んでいる)
・ある日、家鼠の中からリーダー、大統領を選ぼう、という話が出る。
・尻尾が立派な鼠が大統領になる。大きな理由は立派な尻尾。
(しかも大統領を決めようと言ったのはこの鼠かその取り巻き鼠)
・大統領鼠は横暴で、変な規則を作ったり無意味な計画を立てたりする。
・一部の鼠は大統領に不満があるけど、取り巻きが恐くて小さくなっている。
・主人公は新しい規則のせいで、おきにいりの場所だった本棚から追い出される(?)
・大統領鼠、ある日「時間を止めてしまえば人間は家に帰ってこない、
いつまでも騒げて俺たちの天下だ」と演説。
方法⇒時計を止めてしまえば時間は止まる。
計画⇒時計は結構高い場所にあるから、人間が帰ってくる前に積木を積んで登り、時を止める。
・主人公と仲のよかった鼠(♂)が大統領に反論して処刑される。
(窓から外に突き落として野良猫に食わせる刑)
・友達の論は「時間は時計が出来るはるか昔から存在する。そんなことしても時間が止まるわけがない」
・最後、大統領は皆の前で鼠取りの罠にかかって尻尾が切断され、面目を失って逃走。
・本を読んでいて「これは罠だ」と事前に警告していた主人公は新たな大統領に推されるが固辞。
・大統領制は廃止される。
最後、主人公は今でも友達の鼠♂が帰ってくるのを待っているのです、みたいな締めで、
窓から外をのぞく鼠の絵がありました。
心当たりのある方、ぜひお願いします。
313 名前:ですな[] 投稿日:2005/08/21(日) 20:47:23 ID:E4VfdCvl
ヴィリ・フェーアマン「灰色やしきのネズミたち」ですな
314 名前:312[sage] 投稿日:2005/08/21(日) 21:21:22 ID:UIXsb4Pf
>>313
それでした!
313さん、本当にありがとうございます!
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1119772219/312-314
灰色やしきのネズミたち 単行本 – 1988/1
若林 ひとみ (訳), 山内 ふじ江 (絵), ヴィリ フェーアマン (著), Willi Fahrmann (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4337062262