180 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/01/25(水) 21:58:04 ID:O/+e7LO0
[いつ読んだ]
今から25年ほど前と思われます。
[あらすじ]
アメリカかイギリス、もしくはヨーロッパのどこかの、割とお金持ちの
兄弟が、川かどこかに遊びに行った際に、まともに言葉をしゃべれない
(もしくは、異国の言葉を話す)なぞの少女と知り合います。
兄弟は次第に彼女と仲良くなり、家に彼女を連れ帰ります。
兄弟の母親は彼女に最初は驚いたものの、お風呂に入れ、綺麗な服を与えたりしていたような…。
途中は覚えていませんが、最後に彼女はなぞの言葉を兄弟に叫んで、山に姿を消してしまいます。
[覚えているエピソード]
金が取れたことのある川で、兄弟が川底の砂利か砂をさらう。
だが、ざるにキラキラと光っているのは雲母。
ハイキングに行った先での出来事だったような…。
[物語の舞台となってる国・時代]
アメリカかイギリス、もしくはヨーロッパのどこか。
18~19世紀の雰囲気。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーの児童書のシリーズの中の一冊でした。
同じシリーズ内に「火星の女王」なども含まれていました。
[その他覚えていること何でも]
タイトルに「はしばみ」が入っていたような気がするのですが、
(少女の髪か瞳の色だったように記憶)
それで色々調べたものの、出てこなかったので違うかもしれません。
181 名前:180[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 21:59:53 ID:O/+e7LO0
途中で送信してしまいました。
少女はぼろぼろの服を着ていたように記憶していますが、
同時期に好んで読んでいた愛の妖精あたりと混じっている可能性もあります。
よろしくお願いしますm(_ _)m
182 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/01/26(木) 00:07:14 ID:dlHI5Q5l
>>180
シュティフターの「ジプシーの少女」じゃないかという気がする。
ただこれ、兄弟じゃなくて姉妹なんだよな……。
ちなみに岩波文庫の
「水晶 他三篇 石さまざま」に、
「白雲母」というタイトルで収録されているらしいので、
探すんだったらこっちの方が早いかも。
183 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/01/26(木) 00:25:23 ID:zmxt06Yl
>>180
シリーズに「火星の王女」が入っていたのなら、
集英社マーガレット文庫世界の名作シリーズから出ていた
「高原の白ゆり」だと思う。
>>182さんが言う「ジプシーの少女」は
偕成社 少女名作シリーズから出ていた同じ作品のタイトル。
挿し絵がマンガっぽい絵柄だったら前者、
挿し絵がちょっとリアルな絵柄で、本の裏表紙に大きな花束が描かれていたら後者。
少女と出会ったのは上から女、女、男の三人姉弟(末弟は途中で生まれたんだが)。
はしばみは、三人が少女と出会ったのが通称「はしばみ山」ではしばみの実が採れたんだよね。
184 名前:180[sage] 投稿日:2006/01/26(木) 00:27:07 ID:RE0BhuMl
>182
ありがとうございます! その本のような気がします。
「水晶 他三篇 石さまざま」「白雲母」の言葉に覚えがあるのです。
もしかしたら、あとがきあたりに書いてあったのかもしれません。
本当にありがとうございました!
それと、すみません、同時期に高原の白ゆりというタイトルの本も
読んだ覚えがあります。なんか記憶がごっちゃになっているようです。
両方読みたくなってきたので、探して見ます。
185 名前:180[sage] 投稿日:2006/01/26(木) 00:28:29 ID:RE0BhuMl
あ、というか、両方中身は一緒ですね。
私が読んだのは「高原の白百合」の方のようです。すっきりしました。
重ね重ねありがとうございました。
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1134797744/180-185
高原の白ゆり (マーガレット文庫 世界の名作)
アーダルベルト・シュティフター (著), 小川 超 (訳)
http://honto.jp/netstore/pd-book_00079947.html