P.L.トラヴァース「帰ってきたメアリー・ポピンズ」(カエッテキタメアリー・ポピンズ)

403 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/03/05(日) 23:30:20 ID:S4BINxTi
[いつ読んだ]覚えていません・・・

[あらすじ]
理屈詰めの王様のところに猫がやってきて、いろいろな質問をする。王様は理論を使って
その質問に答えようとするが、猫は「違う」と言う。しかしメルヘンな心を持ち続けている王の下仕えや大臣達は
猫の質問に答えることが出来る。しまいには、王様も夢のある元の王様に戻る。童話系。

[覚えているエピソード]
王様が理屈っぽくなったことのおこり。妃と一緒に美しい星空を見て、
王様は「星はいくつあるのか」と数え出す。うとうととしていた妃はそのまま眠ってしまうのだが、
妃が朝起きたときも、まだ王様は数え続けていた。しまいには王様の家来を総動員して星を数えさせる。
しかし家来達が数えた星の数が全てバラバラなのに腹を立てる・・・

猫が、「空はどこからが空か?」と質問する。
王様は「それは一概には言えない」というようなことを言う。しかし猫はその答えでは満足しない。
そこで大臣か誰かが、「空は飛ぶ鷹(鷲?)の羽の上です」と答える。その答えに猫が「そのとおり」と言う。

王様が元の王様に戻った後、猫が歩いていると、「私は虹を飛び越した雌牛なのよ」という牛が居る。
猫は「そう、それで?」とかなんとか言ってさっさといってしまう。
また歩くと「私は金の卵を産むメンドリなのよ」というメンドリに会うが、「ひよこを産まないの」と聞き、
さっさといってしまう。するとメンドリはひよこを産もうとし始める。

[物語の舞台となってる国・時代]
グリム童話によくある、曖昧な「あるところに王様系」時代だと思います。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
これも失念してしまいました。

[その他覚えていること]
エリナー・ファージョンあたりだったかなと思いましたけれど、定かではありません。
大きな挿し絵はなかったと思います。

どうしてももう一度お目にかかりたい本です。もしかしたらそれ自体が一冊・・・という本ではなかったかも。
お心当たりのある方はどうぞ教えて下されば幸いです。

404 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/03/06(月) 00:14:37 ID:AZMh0h3K
>>403
「メアリー・ポピンズ」シリーズの中に、そういうエピソードが
あったと思うんだけど、気のせいかなあ。

405 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/03/06(月) 00:24:32 ID:AZMh0h3K [2/2]
ああ、私が思った話は「帰ってきたメアリー・ポピンズ」の中に出てくる
話でした。
猫は出てこないから、やっぱりファージョンかもしれませんね。

409 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/03/06(月) 12:53:53 ID:hdhjbPu4
>>405
私もエピソード読んでポピンズだと思いました。
これだけエピが被っているのでもしかすると…。

411 名前:403[sage] 投稿日:2006/03/06(月) 13:12:53 ID:Zg9z+UcB
404様、405様、409様、回答有り難う御座います!
確かに家には「帰ってきたメアリーポピンズ」があったように思います。
多分それだと思いますので、確認してみます!
胸のつかえがとれたわい!

http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1134797744/403-411

帰ってきたメアリー・ポピンズ (岩波少年文庫 53) 単行本 – 2001/6/18
P.L.トラヴァース (著), メアリー・シェパード (イラスト), Pamela Lyndon Travers (原著), 林 容吉 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/dp/4001140535

帰ってきたメアリー・ポピンズ (岩波少年文庫 2031) 単行本 – 1975/3/25
P.L.トラヴァース (著), メアリー・シェパード (イラスト), Pamela Lyndon Travers (原著), 林 容吉 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/dp/4001120313

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