マーガレット・マーヒー「魔法使いのチョコレート・ケーキ」(マホウツカイノチョコレート・ケーキ)

878 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/06/08(木) 02:47:14 ID:bpysO9wh
ずっと探しています。覚えていることを箇条書きさせてもらいます。

・10年程前に読んだ
・作家は女性で、たぶん欧米の人
・短編のオムニバス形式
・ハードカバー

・最初の話は、子供が道端の怪しい人からコインと引き換えに凧をもらう話。
嬉しそうに丘をかけあがって、他の凧あげしてる子供と一緒に凧を飛ばす。
・不思議な魔法の刺繍をする人の話
・「犬がほしい」と思っている少年に、なぜか木の葉が犬のような仕草でついて回る話。
少年は嫌がって逃げ回るけど、木の葉はどこまでもついてくる。
海辺の小屋に逃げ込んで、そこの主に助けてもらう代わりに、
「小ビンの中に歌を吹き込んでくれ」と頼まれる。ビンに向かって歌う少年、
歌い終わると「歌が逃げないように」慌ててビンのフタをしめる主。
・ショートショートくらいの、短い、話ともいえないような話。
真夜中の遊園地に遊びに行く子供。ちょっと怖い雰囲気と、夜中に遊ぶというドキドキ感。
・最後の話。近所の幽霊屋敷に、面白がって忍び込もうとする子供。
屋敷の前で見かけた、ちょっと謎めいた雰囲気の女の子と、一緒に行くことになる。
クモの巣を払い、埃まみれになりながらの屋敷探索。
結局なにごとも起こらなかった。
子供は「やっぱり幽霊なんていなかったんだ!」と叫びながら帰っていく。
その姿を見送りながら、笑って、スッと消えていく女の子。
つまり女の子が幽霊だったというオチ。

すごくファンタジーちっくで美しい話もあれば、
幽霊話のようにちょっと毒があったり、怖いものを感じさせる話もありました。すっごくまた読みたい…

879 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/06/08(木) 04:37:26 ID:rC1jd816
>>878
『魔法使いのチョコレートケーキ』(福音館書店)
10年前なら、ハードカバーです(今は文庫版も出ています)。

881 名前:878[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 00:58:58 ID:RtyaSEyl
>879
これです!めちゃくちゃ懐かしい…
表題作の内容は忘れていたのに、他の話はけっこう良く覚えていたんだなぁ。
早速図書館にいって探してみます。ありがとうございました!

http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1134797744/878-881

魔法使いのチョコレート・ケーキ―マーガレット・マーヒーお話集 (福音館文庫 物語) 文庫 – 2004/8/20
マーガレット・マーヒー (著), シャーリー・ヒューズ (イラスト), Margaret Mahy (原著), 石井 桃子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/dp/4834019993

魔法使いのチョコレート・ケーキ―マーガレット・マーヒーお話集 (1984年) (世界傑作童話シリーズ) 単行本 – 古書, 1984/6/30
マーガレット・マーヒー (著), シャーリー・ヒューズ (イラスト), 石井 桃子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J75XGA

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