360 名前:ののちゃん[] 投稿日:2006/09/07(木) 03:46:55 ID:7WGKPkZo
[いつごろ読んだ]
1989年頃、小学校の図書館に新刊で入っていた。
サイズは教科書サイズ。A5版・ハードカバー。
本の厚さは2センチくらいだったと思う。
[タイトル]
ちょっと忘れたけど、「寂しい季節」だったか、「透明な季節の少女」だったか…
とにかく、「寂しい」「透明」「季節」「少女」のキーワードが入っていた。
当時、図書館に同じ作家さんの著作物(ストーリィは全然別だが、印象はよく似ていた。)が、
2冊入ってて、それと混同しちゃってるかも。
[ストーリー]
もしかしたら、2冊がごちゃごちゃになっているかもしれませんが、
なんか、わがままですこしお金持ちの少女(小5か6くらい)と、
その友人の話。マンションだったか団地だったかに住んでいて
二人で、レオタード着て、エアロビクスの真似してるシーンをちょっと覚えている。
なんか、そのワガママ娘の方が、自分だけレオタード着て、貸してくれなかった、みたいな。
結局そのワガママっ子は、誰にもなにも言わず、フイっと転校して、いなくなってしまうという話であった。
あと、覚えているエピソードとしては、
学校の先生(こいつもなんか暗い奴だった)が、「自分は昔江戸川乱歩の少年探偵団が好きで…」と話してるのと、
少女が、「モグラってね、土から出してダンボールに入れて育てると、寂しくて死んじゃうんだって。」と話してるシーン。
[手がかり]
なんか、水彩画の表紙&本文イラストで、
確か、暗そーな、ちょっと目つきの恐いような、少女の絵だった気がする。
絵のタッチは、児童書にありさげなデフォルメされたりメルヘンチックだったりとかではなく、
かなり正確なデッサンで、ちょっとおおた慶文の美少女画に似ていた。
あ、あんなに可愛くも華やかでもなかったけどね。
当時、「この人の絵うまいなー」なんて思って、トレーシング・ペーパーに移し絵してた。
その時の、なんか少女の赤ぶち眼鏡(?)と、
スカートの下の足の白い靴下(足首ほそーい、と思った)までは覚えている。
児童書ではあるのですが(フォントは大き目だった)内容はとても暗く、寂しく、
しかしながらどこか透明感のある話が印象的でした。
作家さんは、男性だった気がする。
キーワード検索で、一冊だけ出るのですが、
ジャンルが推理小説で、表紙の絵のイメージも記憶と全然違ってて、
これじゃないんだよなー…(と、思う。)
内容は、推理小説とかじゃなかったと思う。
どなたか、知っておられる方、宜しくお願いします。
361 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2006/09/07(木) 09:50:04 ID:Z/nRSzxG
>>360
タイトルだけですが、
『透きとおった季節』高田桂子・作 宇野亜喜良・絵 理論社
ではないかと。
内容は知りませんが、宇野さんの絵はたしかにそんな感じ。
362 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 11:02:03 ID:IEvVsmQ3
「透きとおった季節」は、
ピアノが上手だけど複雑な家庭の主人公が、
身体壊して田舎へ行く話だから違うんじゃないかな。
最後は田舎から帰って来るし。
363 名前:ののちゃん[] 投稿日:2006/09/07(木) 15:07:08 ID:JKixbMpO
≫361
≫362
検索してみたところ、どうもそれっぽいです。
でも、もう絶版なんですね。
もう一度、再読してみたいのですが…残念。
ちなみに、図書館に置いてあって、私が読んだのは、
「透きとおった季節」と「かごめかごめがまわる」この2冊だったような気がします。
どっちも同じイラストレーターさん(宇野亜喜良さん)が絵を描いている本、
って、調べてみたらこの2冊だけだったみたいだし。
それにしても、この人、本当に絵が上手でキレイですね…。
情報くれた方、本当にありがとうございました!!!
http://book4.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1151942939/360-363
透きとおった季節 (新童話プレゼント) 単行本 – 1983/7
高田 桂子 (著), 宇野 亜喜良 (イラスト)
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透きとおった季節 (1983年) - – 古書, 1983/7
高田 桂子 (著), 宇野 亜喜良 (イラスト)
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