山中恒(ヤマナカヒサシ)「いたずらいっぱい」

271 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/04/27(金) 09:16:15 ID:/kMtaDFT
いつ読んだか 現在40代の私が小学校3年くらいのとき
舞台     日本の小学校
主人公    小学生の意地悪な女の子
印象に残るエピソード
       エピソードと言うか、キーワードが「さとう入りの麦湯」
       それを教室の金魚の水槽に入れてしまったり
       さらにその麦湯を担任の先生に飲ませてしまったり
       担任の先生は若い女性で妊娠中なんだけど
       その先生のお腹を殴ってしまったり
       (先生はお腹を押さえて保健室に行きました、という描写があった)、
       とにかく意地悪でとんでもない女の子の話でした。          
       雰囲気としては、古田足日さんの児童文学に似ていましたが
       古田作品ではないようです。 
学校の図書室にあったので、たぶんハードカバーだったと思います。
よろしくお願いします。

291 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2007/05/01(火) 00:09:49 ID:rA/Eneqw
>>271
あ~、そのエピソード、よく覚えているんだけど本のタイトルが思い出せません。
1975年頃に読んだので、271番さんと同じ頃かと。

私の記憶では、麦湯ではなく、砂糖入りの番茶です。
主人公の女の子が何かの理由(遠足?)で持ってきた水筒の中身を
(水筒の中に砂糖入りの番茶が入っている)、同級生の男の子が
いつもいじめられている仕返しに、こっそり金魚の水槽の水と取り替えてしまう。

女の子はそれと知らずに、自分の水筒の中身を、先生の誰かに飲ませてしまう。
その後、中身が金魚の水と取り替えられていることに気づいた女の子が、
金魚の水を飲んだらその人はどうなるのかと、別の先生に相談する。

相談を受けた先生は、女の子自身がいつもようにいたずらで
誰かに金魚の水を飲ませたのかと思い、女の子をこらしめるために、
大げさな作り話を女の子に聞かせる。
こういう流れだったと思います。

思い返せば、絵は山中冬児さんか桜井誠さん風だったので、
山中さんと桜井さん挿絵の本でそれらしきタイトルのものを当たってみましたが、
探している本は見つかりませんでした。
とりあえず、「魔女になりたいわたし」「東京からきた女の子」「ひとみは女の子か」は
違います。

293 名前:271[sage] 投稿日:2007/05/01(火) 00:19:45 ID:fq2AwyiD
>>291
レスありがとうございます!
タイトルまでたどり着けなくても、記憶を共有している人がいらしてうれしいです。
山中冬児さんと桜井誠さんの挿絵で、私も探してみます。

334 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2007/05/14(月) 21:27:04 ID:ft1tyAj+
>>271
その話は私にも覚えが。気になって当時書いた作文などをあさった結果、この本ではないかと思います。
「いたずらいっぱい」 山中恒 絵・鈴木義治 偕成社 
楽しそうな題のわりに後味があまりよくなかったことしか思い出せないので、読み直してみたくなりました。どんな結末だったっけ・・

(略)

336 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/05/15(火) 10:45:45 ID:O0G+Du2D
>>334
271です。山中恒だったんですか! 
「当時書いた作文」って、とってあるんですね…すごい。
私もなんとなく、カタルシスの無さのような記憶があります。
探してみます。ありがとうございました。

345 名前:291[sage] 投稿日:2007/05/19(土) 18:26:19 ID:Qf62xvge
>>334
図書館で借りて読んでみました。
まさにこの「いたずらいっぱい」でした。
私は最初に質問をした271番さんではありませんが、
お陰で懐かしい本を読み返すことができました。

334番さんと271番さんにお礼申し上げます。

359 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/05/22(火) 13:02:01 ID:iw/KDKjP
>>291=>>345
271です。お礼を言われるようなことでは…こちらこそありがとうございます。
でも、すごくうらやましい!
うちの市の図書館には置いてないようです『いたずらいっぱい』。
いつか全集(?)で読める日が来るかしら。

362 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/05/22(火) 16:43:19 ID:BJkYWB+y
>359
お住まいがどちらかわかりませんが、国際子ども図書館、東京都立多摩図書館、
大阪国際児童文学館には「いたずらいっぱい」が置いてあります。
借り出しはできませんが、閲覧は可能です。

http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1170425267/271-362

いたずらいっぱい (昭和43年) (幼年創作どうわ) - – 古書, 1968/12/25
山中 恒 (著), 鈴木 義治 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000JBPNQG

http://id.ndl.go.jp/bib/000000830398

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