530 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/07/10(火) 03:42:22 ID:1U4zYoao
【いつ読んだ】
24~27年ほど前(小学校の図書館で低~中学年の頃に読んだ)
【あらすじ】
(途中うろ覚えなので、時間軸が多少おかしいと思います)
主人公は小さな女の子。両親は不在で叔母の館で暮らしている。
叔母は少女に厳しく接するので、少女にとって居間の飾り棚においてある陶器の犬が心の慰め。
なぜならその犬は宙返りの芸をして喋るから。
やがて少女は自分が空を飛べることに気がつく。そそのかしたのは一羽の鳥だった。
(猫だったかもしれません)
犬は二度と飛んではいけないと言うが、少女は隠れて何度か飛んで、とうとう叔母に見つかる。
叔母は浮ついて嘘つきな妖精にならないように少女に厳しく接していた。
鳥は妖精側が遣わせた使者で、少女を妖精の世界に連れて行こうとしていた。
逆に犬は母親(人間側)の使者で少女を見守っていた。
最後には少女は叔母の接し方の意図を理解し、妖精になることを拒否。
人間を選んだことで母親が戻ってきて、物語は終わる。
喋らなくなったけど、大切な友達は今も飾り棚にいる、みたいな終わり方でした。
【覚えているエピソード】
上記がすべてです。陶器の犬がしゃべって芸をして仲良くなったのに、
最後には女の子とはお別れ(物理的じゃなく精神的に)というのがちょっと悲しかった記憶があります。
【物語の舞台となってる国・時代】
ヨーロッパ、イギリス辺りっぽい感じがしました。
暖炉とか煙突の描写があったように思うので、そのせいかもしれません。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバー、背表紙は白地に黒でタイトル表記だったと思います。
そんなどうでもいいことは覚えてるのに、肝心のタイトルがわかりませんorz
本の大きさはB5よりやや小さめでA5より大きめ、厚さは2~3センチほどあったと思います。
表紙にはピンクの服の女の子と犬が描いてあったような気がしますが、はっきりとは覚えていません。
挿絵は時々カットみたいな感じで挿入してありました。
【その他覚えている何でも】
縞々の棒キャンディーを食べるシーンがあったかも?
同時期にスプーンおばさんシリーズや大草原の小さな家シリーズを借りていたので、
近くの棚だったのかもしれません。(もし本当にそうだとしたら、外国の児童文学だと思います)
よろしくお願いします。
534 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/07/11(水) 01:36:50 ID:tw1erjGK
>>530
「おしゃべりのできる小イヌ」だと思います。
536 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/07/11(水) 12:46:50 ID:uSHyku6Z
>>534
ありがとうございます!
タイトル不明でどうにも探し出せなかったので、本当に嬉しいです。
本当にありがとう!
あの本のタイトル教えて!@児童書板 8冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1170425267/530-536
おしゃべりのできる小イヌ (新しい世界の童話シリーズ) 単行本 – 1981/1
ベティ・ブロック (著), 田中 秀幸 (イラスト), 原 みち子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4051046788
表紙画像有り
商品の説明
ある晴れた朝、バンコート夫人のおやしきに、背の高さもからだの長さも、たった10センチほどの白いイヌがやってきました。(以下略・カバー裏抜粋)★小学3・4年生向き
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I007438375-00
タイトル おしゃべりのできる小イヌ
著者 ベティ=ブロック作 ; 原みち子訳
著者標目 原, みち子
シリーズ名 新しい世界の童話シリーズ,
出版社 学習研究社
出版年月日等 1981.3
大きさ、容量等 204p
大きさ、容量等 23cm
NACSIS-CATレコードID BA33291503
別タイトル No Flying In The House.
出版年(W3CDTF) 1981
対象利用者 一般
資料の種別 図書
掲載誌情報(URI形式) 新しい世界の童話シリーズ,
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語
家の中では、とばないで! 単行本 – 2002/10
ベティー ブロック (著), たかお ゆうこ (イラスト), Betty Brock (原著), 原 みち子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4198615950
表紙画像・なか見!検索有り
内容紹介
アナベルは、両親の顔を知りませんが、言葉を話す小さな白い犬グローリアに守られて、幸せに育ちました。けれどもある日、不思議な金色の猫に「おまえは本当は妖精だ」と告げられます。アナベルの生い立ちに隠された秘密とはいったい…。そして猫の正体は? アメリカで長く読みつがれているファンタジー。楽しいさし絵多数。
内容(「BOOK」データベースより)
小さな女の子アナベルにはお父さんもお母さんもいません。でも、いつもいっしょにいる小さな白い犬のグローリアから、「そのうち、ほんとうのお父さんとお母さんが、かならずむかえにきてくれます」と言われていたので、さみしいと思ったことはありません。グローリアは、たった十センチほどしかない犬ですが、世界中のことばがしゃべれるし、なんでも知っているのです。さて、ある日のこと、しあわせにくらしていたアナベルの前に、ふしぎな金色の猫があらわれました。猫が、「アナベルは空をとぶことができるんだ」と言いだしたために…グローリアが話さずにいた、アナベルの秘密とはなんだったのでしょう?そして、金色の猫の正体は?アメリカで一九七〇年に刊行されて以来読みつがれているロングセラーです。小学校低・中学年~。
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003686508-00
タイトル 家の中では、とばないで!
著者 ベティー・ブロック 作
著者 原みち子 訳
著者 たかおゆうこ 絵
著者標目 Brock, Betty
著者標目 原, みち子, 1941-
著者標目 高尾, 裕子
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 徳間書店
出版年月日等 2002.10
大きさ、容量等 194p ; 22cm
注記 原タイトル: No flying in the house
ISBN 4198615950
価格 1400円
JP番号 20324530
別タイトル No flying in the house
出版年(W3CDTF) 2002
NDC(9版) 933 : 小説.物語
原文の言語(ISO639-2形式) eng : English
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語
管理人のコメント:
現物を確認したので、相違点について触れておきたいと思います。
・主人公の少女・アナベルを引き取ったのは、叔母ではない。
・犬が金のおもちゃになるのは物語後半。
・少女をそそのかしたのは猫。
確認に使用したのは、ベティー・ブロック『家の中では、とばないで!』2002年 徳間書店版です(同内容の『おしゃべりのできる小イヌ』は1981年に出版されています)。