立原えりか(たちはらえりか)『立原えりか童話集 2 (まぼろしの祭り)』

85 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 17:32:26 ID:6ope4rn6
【いつ読んだ】

1975~1979の間だと思います

【あらすじ】
【覚えているエピソード】
童話集だったと思うのですが、小さな子供だったので話が混ざっているのかも知れません。
入っていた話は
1.ビスケットが大好きな王様が、妻を娶らなくてはならなくなり理想の女性をビスケットで焼かせると言うもの。
オチはどうなったのだか覚えていなくて気になります。

2.大がかりなドールハウスが出てくるもの。
小さく精巧なお城で、住んでいる人形達はねじかぜんまいで動いていたと思います。
王様や王妃様はもちろん牢屋には首切り役人の人形もいたと記憶しています
人形達は動きながら「宝石のように綺麗な言葉」を呟いていたと思います
首切り役人のような恐ろしい職業の人形までがそんな言葉を紡ぐのが不思議でした。

【本の姿】
やはりあいまいですが、新書サイズだった気がします。
挿絵は入っていたと思いますがカラーではなかったような。

【その他覚えている何でも】
一緒に読んだ話に花と友達になるライオンの話が入っていた気がして調べたら、それは立原えりかさんの「花くいライオン」でした。
ただこれも同じ本に収録されていたのか、2冊同時に渡されたのかあいまいです。
特に2の話でドールハウスが大好きになってしまったので、どんな話だったのかぜひ思い出したいのです。よろしくお願いいたします。

87 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2007/11/06(火) 20:16:51 ID:tlkYFTEd
>>85
エピソードの1はやっぱり立原えりかさんの「おきさきさまはビスケット」ではないかと思います。
うちにある本でこれが入っている短編集は「人魚のくつ」ですが、「花くいライオン」とドールハウスの話は入っていません。

88 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 22:33:44 ID:1TuesOic
>87
「風をよびとめて / 立原えりか∥著 / 青土社 , 1980 ( 立原えりかのファンタジーランド ; 第7 ) 」
内容:古い衣装箱,百円分だけ,風が乗る船,シラカバのゆめ,木枯らし娘,かくれんぼ,あんず林のどろぼう,おきさきさまはビスケット,
笛,虫喋を編む人,ぬいぐるみ,六本指の手ぶくろ,ピアノのおけいこ,小さい妖精の小さいギター,立原えりか著

「まぼろしの祭り / 角川書店 , 1975 ( 角川文庫 )」
内容:町でさいごの妖精をみたおまわりさんのはなし,おきさきさまはビスケット,あんず林のどろぼう,青い飛行船,もうひとつの国,
うぐいす,お人形たちは夜,花くいライオン,輪,雪むすめ,人形の域,花かんざし,水晶球,鳩,まぼろしの祭り 解説(吉原幸子)

「人魚のくつ / 立原えりか∥著 / 思潮社 , 1972 ( 立原えりか作品集 ; 2 )」
人魚のくつ. 星のでんわ. ホタルのちょうちん. おかあさんのかみ. 野ばらの村のばらつくり. 古いシラカバの木. 雲のたんじょう日.
森のこうもりがさや. やまびこおよめさん. 海ぼうずのヒゲ. マッチ売り. くじらのお星さま. コチョウガイ. ワニワニ島のインディアン.
うたう山おんな. おきさきさまはビスケット. ばらいろの雲. 魔法の杖を握った少女 三木卓∥著.

「ちいさい妖精のちいさいギタ- : 童話集 / 立原えりか∥著 / 七曜社 , 1962」
内容:野ばらの村のばらつくり.お姫さまをたべた大男.笛.雲のスリッパ.おきさきさまはビスケット.星へいったピエロ.白樺のゆめ.
ちいさい妖精のちいさいギタ-

作品名から収録している本を検索。

89 名前:85[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 11:35:03 ID:548DtHts
>>87-88
わざわざありがとうございます!
「おきさきさまはビスケット」も立原えりかさんだったのですね。
と言うことはこの方の作品集の可能性が高いですね…というところで
「花くいライオン」「おきさきさまはビスケット」の両方が入っているのは
>>88さんの探して下さった中の「まぼろしの祭り」ですね。
タイトル的に「お人形たちは夜」か「人形の城」のどちらかが私の覚えている2の話のような気がします。
古本検索で何冊か見つけることが出来たので取り寄せてみます。

読んだのが4-5才の時だったので、こんな漠然とした記憶で該当する本が
絞り込めるかどうか正直無理かなあと思っていました。
この本の影響で30年後の今もドールハウススレや人形板に常駐しているので
もう一度読んでみたいと思っていました。
本当にありがとうございます。

90 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 18:56:18 ID:vTUgJaiA
横レスなんだけど、「人形の域」と「人形の城」、どっちが正しいのか気になる。

91 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2007/11/07(水) 20:37:40 ID:Hrfwomij
>>90
立原えりかなら「城」だと思うけど?

93 名前:90[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 01:40:07 ID:902ujD7O [1/2]
>91
どうもありがとう。
88番さんのデータベース情報では、“域”になってるので、児童書のタイトルとしては珍しいなと思ったもので。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 9冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1192631127/85-89

まぼろしの祭り―立原えりか童話集2 (角川文庫) 文庫 – 1981/10
立原 えりか (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4041393027
表紙画像有り
商品の説明
少年と少女の初恋を、秋祭りの夜にみえたまぼろしのようにはかなく、美しく描いた表題作「まぼろしの祭り」。ビスケットが大好きな王さまと、もとはビスケットだったおきさきさまの結婚から、たくみな諷刺とユーモアで愛の本質を語る「おきさきさまはビスケット」。百獣の王ライオンがヒゲを失った時、位までも失い、国を追われて小さな花たちと一緒に暮らすまでを、限りないやさしさと自由な空想で描いた「花くいライオン」等、15篇を収録。繊細でナイーブな心の目に写る世界を、星や花のことばにたくし、本当に美しいもの、大切なものをつづる魅力あふれるメルヘン集。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001311752-00
タイトル 立原えりか童話集
著者標目 立原, えりか, 1937-
シリーズ名 角川文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年 1975
大きさ、容量等 236p ; 15cm
価格 260円 (税込)
JP番号 75084504
巻次 2 (まぼろしの祭り)
出版年月日等 1975
NDC 913.8
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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